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2006年3月28日
第三回先端研フォーラムが開催されました。
2006年3月9日(木)に東京大学先端科学技術研究センター総合研究実験棟2Fにて「第三回先端研フォーラム」が開催されました。
アーカイブ・インタフェース「時間のつる草」を体験したり、各プロジェクトの研究成果パネル展示をご覧になったりと、来場くださった方には楽しんでいただいたようです。また、午後のシンポジウムにも多くの方にご参加いただき、「戦略的研究拠点育成」事業を共に振り返り、パネルディスカッションでは先端研の今後の課題についてなど、幅広く議論することが出来ました。
当日の模様
当日はあいにくの曇り空でしたが、午前10時の開場と共に、たくさんの方が総合研究実験棟2階のホワイエにお越し下さいました。
「時間のつる草」の初お披露目です。前日の深夜にまで及んだ準備作業は当日早朝からも続けられ、最終確認が出来たのは開場時間を少し回った10時5分頃でした。
実際の「時間のつる草」の画面です。つるの横に選択した研究室の活動カレンダーが表示され、画像などの関連データを閲覧することが出来ます(写真左は中野義昭教授)。
来場者ご自身が触れていただけるマシンも4台ご用意し、多くの方が熱心にご覧くださいました。画面右の白字一覧がインデックスになっていて、年、月、週、日から周期を選んだり、研究室での活動別に表示させたりすることができますので、マウス操作に慣れた方は、色々な切り口からつる草閲覧を楽しんでいました。
「つる草」で研究室を深く掘り下げていくだけでなく、コンパクトな情報の一覧性も重要です。会場には、オープンラボプロジェクト16件分、TBIプログラム9件分の研究成果を掲載したパネルも展示されました。
13時20分。橋本和仁 東大先端研所長の開会の挨拶でシンポジウムがスタートしました。TBIプログラムの成果の一環として、音声による日本語-英語同時通訳のほかに、日本語と英語の字幕、さらに手話通訳も用意されました。
続いて、文部科学省科学技術・学術政策局の小田公彦局長からのごあいさつです。先端研について「とても社会、経済を意識した、いわゆる社会のための社会における科学技術」研究を行っていると述べられ、「10年任期制」「特任制度」「外部資金の獲得」などが具体的な評価のポイントとしてあげられていました。
ご来賓あいさつは科学技術振興機構の顧問である井村裕夫先生にお願いしました。残念ながら会場にお越しいただけなかったため、澤昭裕教授が御挨拶を代読しました。先端研の様々な改革を評価いただくと同時に、戦略的研究拠点育成事業のプログラム策定に関わられたお一人として、「成果に安堵の気持ちを抱いております」と述べられました。
基調講演は、日本学術会議会長で先端研の客員教授でもある黒川清先生にお願いしました。「日本の科学技術政策」と題し、地球環境の温暖化問題や貧困問題などのグローバルな問題から、日本における教育問題にまで話題は多岐にわたりました。
前センター長の南谷崇教授から「Back to the Future ―5年後の姿を構想した前史からの帰還―」と題した講演がありました。戦略的研究拠点育成事業の5年間を振り返る一方、今後の課題として大学、プロジェクト、研究者の評価や人材の流動化などへの提言がありました。
コーヒーブレーク後、パネルディスカッションが行われました。パネリストは、政策研究大学院大学教授の大田弘子先生、日本経済新聞社コラムニストの田勢康弘様、文部科学省科学技術振興調整費室の室谷展寛室長、先端研所長の橋本和仁教授で、モデレータは先端研の御厨貴教授がつとめました。
閉会に際しては、東京大学総長の小宮山宏先生が駆けつけて下さいました。「同じような方向、または全く違う方向を向いている研究者がちょっと話し合う、あるいは社会の求める価値に向けてあるベクトルを向いている人たちが一緒にやる」という、5%の協調が東大にとって大きな力になるとして、先端研の「実験」が評価されました。
17時30分過ぎに全てのプログラムが終了。来場者の方々も帰宅の途につかれました。長時間お付き合いいただきまして、誠にありがとうございました。
最後に、「つる草」プロジェクトメンバーによる記念撮影です。
第三回先端研フォーラム
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