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西成活裕教授とフェリシャーニ クラウディオ特任准教授が 2021年度のイグ・ノーベル賞を受賞

  • 受賞

2021年9月13日

更新日:2021年9月16日

数理創発システム分野の西成活裕教授とフェリシャーニ クラウディオ特任准教授が、京都工芸繊維大学の村上久助教、長岡技術科学大学の西山雄大講師とともにイグ・ノーベル賞(Ig Nobel Prize)の動力学賞(KINETICS PRIZE)を受賞しました。
授賞式は日本時間9月10日(金曜)にオンラインで行われました。

イグ・ノーベル賞は、1991年に創設された人々を笑わせ、考えさせた業績に贈られるものです。
研究チームは「歩行者が他の歩行者と衝突する理由」を歩行者集団の行動実験から明らかにしました。本研究成果は本年3月18日付けのプレスリリースで紹介しています。

【受賞コメント】

西成 活裕

西成 活裕 教授
この度は栄誉ある(?)イグ・ノーベル賞を頂き、大変驚いております。笑いのある研究に贈られる賞と聞いていますが、本人たちはいたって真面目に研究しております。
これからもあらゆる人々にとってスムースな移動が出来る社会に貢献していきたいと思います。

フェリシャーニ クラウディオ

フェリシャーニ クラウディオ 特任准教授
村上さんからイグ・ノーベル賞を取ったと電話が来た時に喜んで驚きましたが、授賞式で今年の物理学賞を私の友達も受賞したことを知り、再びびっくりでした。
数ヶ月前に受賞の連絡が来たので、楽しいニュースを黙っているのが大変でしたが、やっと発表され、笑いながら喜びました。連覇(?)を目指して頑張りたいと思います。

【受賞へのコメント(先端研所長 神崎 亮平)】

西成先生、クラウディオ先生、2021年イグ・ノーベル賞の受賞、誠におめでとうございます。
「人々を笑わせ、そして考えさせる」だけでなく、ユニークでかつ学術的意義のある科学研究に贈られるイグ・ノーベル賞を、 先生方が先端研で行われた研究で受賞されたことを大変誇らしく思います。
西成先生が生み出された「渋滞学」に関する研究は、学術的成果だけでなく様々な社会課題を解決されています。 遠くない将来に、先生方が「イグ」のないノーベル賞も取られると信じております。

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