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村田裕樹特任助教が日本リモートセンシング学会で優秀論文発表賞を受賞

  • 受賞

2023年6月6日

2023年6月1日(木)、先端物流科学寄付研究部門の村田裕樹特任助教が一般社団法人日本リモートセンシング学会の第74回(令和5年度春季)学術講演会で優秀論文発表賞を受賞しました。

【発表タイトル】
ドローン搭載マルチスペクトルカメラ画像からのオルソモザイク画像作成~三重県英虞湾のリアス海岸を対象として~

【受賞研究の内容】
沿岸域でのフィールド調査において、ドローンは高解像度で画像を空撮できる利点がある一方で、1枚の画像から空撮できる範囲は限定的となる欠点があります。この欠点を補うためには画像同士が重複するように空撮を行い、それらをオルソモザイク合成することが有効になります。しかし、こうした事例の報告は少なく、知見の蓄積・共有が必要でした。そこで三重県英虞湾の海岸地形の異なる2地点において、マルチスペクトルカメラを搭載したドローンから空撮した画像同士をオルソモザイク合成した事例について発表しました。調査結果から、正確なオルソモザイク合成のためには(1)海岸地形に加えて水域上の目印となる養殖筏の有無を考慮して空撮範囲を設定すること、(2)航空法に基づく飛行許可・承認手続きを行い、固定地物が多く含まれるように飛行高度を150m以上に設定すること、が有効であることを報告しました。

【受賞のコメント】
この度は、優秀論文発表賞を受賞することができて大変光栄に思います。今後も先端科学技術を用いた研究を通じて、より良い社会の実現を目指していきます。

  • 賞状を持つ村田特任助教
  • 村田特任助教(左)
  • 表彰状と盾
  • 表彰状と盾

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