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特任教授
赤座 英之
Professor AKAZA, Hideyuki
システム生物医学
略歴
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1973年9月
東京大学医学部医学科 卒業

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1982年1月
USAテネシー大学泌尿器科・客員助教授

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1986年6月
東京大学医学部泌尿器科・講師

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1990年3月
筑波大学臨床医学系泌尿器科・助教授

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1997年1月
筑波大学臨床医学系泌尿器科・教授

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2000年4月
筑波大学附属病院 副院長(兼任)

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2004年4月
筑波大学大学院人間総合科学研究科機能制御医学専攻腎泌尿器科学・男性機能学分野・教授(改称による)

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2007年9月
筑波大学附属病院総合がん診療センター部長

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2009年11月
第20回アジア太平洋癌学会会長

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2010年4月
東京大学先端科学技術研究センター特任教授

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2010年4月
筑波大学名誉教授

研究分野:
グローバル化時代の癌研究国際戦略
アジアのがんの特性を欧米と比較検討することで、アジアを中心とした国際癌研究の向上に寄与することを目指します。
1. がんと生活環境因子
前立腺癌や乳癌などアジアと欧米では、疫学的に大きく異なる癌について、癌罹患率・死亡率の差とその変化の要因を明らかにすることを軸にすえています。多量の情報を系統的に扱うサイエンスの基盤が整備されつつある現在、罹患率・死亡率を時間的、地域別にとらえ、各臓器癌で疫学データと臨床データを丁寧に比較検討していくことから、生活環境要因やエピジェネティック要因の時間的変化や地域的差異が及ぼす影響の意味を探ります。
2. 癌予防戦略
前立腺癌については、アンドロゲン制御が重要な要素であり、これまで明らかにしてきた大豆イソフラボン代謝との関係が解明されつつあります。アジアには、長い歴史の中で育んできた食生活をはじめとする多様な文化が存在して、がんの罹患率にも影響を与えています。そうした中で、アジアは迫りくる高齢化社会にどう立ち向かえばいいのか。今後の医療費増大が予測されるなか、国際レベルでの前立腺癌化学予防戦略構築の可能性を論じ、社会に提言していきます。
3. 安全で有効な治療法の検討
 新規開発抗癌剤や分子標的薬剤には、副作用や効果がアジアの人種に特有のプロファイルを示すものが少なくありません。臨床的データとゲノムデータとで、比較検討し、アジア人にとって、より安全かつ効率の良い抗癌剤、分子標的薬の使用法の提言を目指します。
 腎細胞癌の分子標的薬について、副作用と効果のプロファイルをまとめ、人種的差異の存在とその種類や強度、更なる臨床試験の必要性や、その実現可能性を検討しようとしています。我々は、日本では2万例を超えるデータベースを有しており(JCaP Study)、これを基盤にアジアにおける内分泌療法や、内分泌療法再燃癌に対する治療の在り方を、今後の薬剤開発を含めて検討していきます。
4. 政策提言研究
アジア地域に合った方法で、教育・啓蒙を進めると同時に各分野(医学、薬学、保険、製薬企業、政府、メディア)の有識者たちの議論のプラットフォームを提供して、国際的レベルでの癌医療のアウトカムの向上を狙った戦略提言をまとめ、情報発信をしていく必要があります。我々は、アジアがんフォーラムとして、がん領域の中で顧みられることがあまりなかった、「がんをグローバルヘルスアジェンダにするための政策提言」に焦点を当て議論を蓄積してきました。
 国連のミレニアム開発目標(MDGs)へのがん項目の追加という実践的な戦略分析にとどまらず、データを広範に集めねばならない生命科学の背負う普遍的課題と、そこに内包される「知の公共性と国際性」についても、アカデミアとして掘り下げをしていきたいと考えます。


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