進行癌、再発癌に対して、外科手術、化学療法、放射線療法、免疫療法を併用した集学的治療が行われているが、より効果的に癌を制御し、かつ副作用を軽減させるために、新たなる診断法や治療薬の開発が必要である。
- 癌転移に関するケモカインの探索
癌/正常組織のケモカイン/ケモカイン受容体遺伝子の発現パターンを比較し癌転移に関する診断法の確立および走化性阻害物質の探索を目指している。
- Drug Delivery Systemの構築
Stealth Liposomeを用いて、選択的送達システムを開発している。また、血清中の分散性に優れた遺伝子治療用非ウイルスベクターの開発も進めている。
- 中性子捕捉療法の開発
癌細胞に選択的に集積させたボロン原子と熱・熱外中性子の照射反応により生じるα線を用いて癌細胞単位での治療を目指している。
- 新規難病治療薬の検索
新規ポリ酸における抗癌活性および抗ウイルス活性を解析し創薬に応用していきたい。