研究内容

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大見出し 第三回先端研フォーラム 
The 3rd Forum for RCAST Research Activities

中見出し メイキング「つる草のつる草」

ライフログ情報を有効活用するためのアーカイブ・インタフェース。そのプロトタイプである「時間のつる草」が第三回先端研フォーラムで発表されるまでの経過を紹介します。
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2005年11月10日
「デジタルコンテンツ&アーカイブ」プロジェクトのミーティングにおいて、「ダイナミック組織コンテンツ(仮)構築と開発」について議論されました。そこで、2001-2005年度の「戦略的研究拠点育成事業」プロジェクトの成果記録をキャンパスアーカイブ化することになり、プロトタイプ製作を進めることになりました。
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2005年11月14日
実務レベルでの初めての打ち合わせが行われ、具体的に何をアーカイブするか議論しました。
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研究室の日常:研究室カレンダーの作成

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研究者の日常:ウェアラブルコンピュータの装着

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先端研の日常:全方位カメラの設置等

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研究者インタビュー など

これらの、普段外部の方の目に触れることのない地道な研究活動や先端研の日常を見せることで、先端研を知り、研究成果への道程を疑似体験できるような仕組みを考えよう、という方向性が決まりました。
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2005年12月2日
第2回目の実務レベルミーティングでは、プロジェクトの名称をつけようということになりました。成長して花を咲かせ、実を結び、さらにはその実から新しい種が飛び出す――そんなイメージから過去と未来をつなぐもの。「Future∞Archive(フューチャー・アーカイブ無限大)」プロジェクトの誕生です。ちなみにFUTUREにはFrontier of the University of Tokyo:Unique Research and Educationという意味も込められています。
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2005年12月13日
データ加工、システム構築、当日のディスプレイを担当する外部スタッフとの初ミーティング。先端研から4名、外部から8名の計12名が参加し、18時からスタートした会議は21時過ぎにまで及びました。1年、1月、1週間、1日、1時間……と単位時間をらせん状に入れ子にして組み合わせて時間を多面的に捉えられないだろうか、という発想から「時間のつる草」というコンセプトが生まれました。
時間のつる草1
時間のつる草2
時間のつる草3
時間のつる草4

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2005年12月27日
先端研スタッフ・外部スタッフによる第2回目の合同ミーティングも16時にスタートして終了したのが21時過ぎ。「時間のつる草」という概念のすり合わせや実際のデータの取り方、見せ方などプロジェクトの核となる様々な事項に関して議論が重ねられました。
時間のつる草5
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2006年1月5日
採寸・仮止めの様子
ウェアラブルコンピュータ装着実験を依頼している伊福部達教授、児玉龍彦教授、中野義昭教授の採寸・仮止めが行われました。ウェアラブルコンピュータは、小型とはいえある程度の重量があるため、できるだけ体に密着させて体への負担を軽くしたいものです。そのために、微調整だけでいずれの先生にもフィットするような特注ベストが、岐阜の縫製工場で作られることになりました。

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2006年1月10日
「戦略的研究拠点育成事業」プロジェクトで採択された16の「オープンラボ・プロジェクト」それぞれのディレクターに、この5年間を振り返る研究室カレンダーの作成をお願いしました。
カレンダーに記載される要素は次のようなものです。
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日時

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カテゴリー(研究活動、会議、ゼミ合宿などの研究室行事)

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タイトル(会議、打ち合わせ、学会など)

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サブタイトル(内容を説明したもの)

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写真や動画などの素材の有無 など

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2006年1月17日
各プロジェクトチームから続々とカレンダーが提出されてきます。
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2006年1月20日
第3回目の外部スタッフとの合同ミーティングです。全体のスケジュール確認に加え、当日の会場レイアウト案も提示されました。メインスクリーンへの投影やインタラクティブ性を持たせるためのPCの設置など。また、「時間のつる草」がプロトタイプであることを踏まえ、目指す完成型のイメージビデオの作成についても話し合いが行われました。
会場レイアウト
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2006年1月25日
教授会の様子
教授会の様子を全方位カメラで撮影しました。最初は少し緊張感がありましたが、いつも通りの教授会風景がカメラに収められました。

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2006年1月25日・31日
プロジェクトメンバーによる、ウェアラブルコンピュータの実装実験です。当初危惧していたほどの重さは感じられず、またカメラが装着されている帽子(ハンティング帽)にもあまり違和感がないとの感想でした。ただ、コンピュータが熱を帯びて、接触している腰の辺りが熱くなるようです。
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2006年2月8日
キャンパス風景撮影のために、4号館前に全方位カメラを設置しました。事故が起こらないように、スタッフが30分おきに見回りに行き、またウェブカメラを設置して撮影風景を屋内から観察できるようにしました。ところが、強風でカメラが転倒してしまいやむなく中止に。翌日に再撮影となりました。カメラに損傷が無かったのは不幸中の幸いでした。
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2006年2月9日
いよいよ、伊福部達教授によるウェアラブルコンピュータの装着です。ゼミの様子を撮影するも、途中で自動的にコンピュータが停止してしまいました。どうやら機械熱が原因の模様。翌日の撮影に望みを託します。
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2006年2月10日
撮影の様子
朝から13号館前で全方位カメラによる撮影です。正門と13号館入り口の両方を撮影できるようにカメラを設置しました。通行される方には、ほとんど気付かれませんでした。

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2006年2月10日
作業の様子
願いもむなしく、ウェアラブルコンピュータのメインPCにトラブルが発生し、コンピュータが起動しない事態に。プロジェクトメンバー、伊福部教授、さらに開発した機器を納入に来た業者さんを交えてPCを分解しましたが、残念ながら回復できませんでした。やはり熱に耐えられなかったようです。結局、この日は撮影を断念し、ネットで見つけた中古品を2号機として購入することになりました。

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2006年2月13日
装着の様子
児玉龍彦教授が2号機を装着。より熱を外へ逃がせるよう、コンピュータの装着部分に穴をあけるなどの工夫がされました。順調に作動し、記録された映像も確認できました。そして午後は御厨貴教授による児玉教授インタビューです。5年間を振り返り、児玉教授の研究に対する熱い気持ちを語ってもらいました。
夕方は、10日にできなかった伊福部教授のウェアラブルコンピュータによる再撮影。ゼミの様子だけでなく、伊福部教授自身が実験室などをまわって、実験の様子や研究内容を説明、撮影してくれました。

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2006年2月16日
3人目のウェアラブル装着者、中野義昭教授です。この頃にはセッティングも慣れて、スムーズに装着完了。研究室を案内してもらっている途中、米国からきていた実験機器納入会社の社長とばったり会い、しばし歓談。その後、3号館1階に移動して、ウェアラブルを装着したまま、プロジェクトメンバーともどもクリーンルームを見学しました。さらに午後からは御厨貴教授によるインタビューが行われ、中野教授からは、先端研で研究することの意義や、先端研における10年任期の折り返しに差し掛かって後半5年間への抱負などにも話が及びました。
中野義昭教授1
中野義昭教授2
中野義昭教授3

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2006年2月17日・20日
福島智助教授
2日間にわたって、バリアフリープロジェクトの福島智助教授の研究室を訪問し、研究室の日常を撮影させてもらいました。福島助教授が電話をしている様子やパソコンに向かう様子を撮影することが出来ました。

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2006年2月20日~3月7日
回収したデータの整理やインプットが始まりました。インタビュー内容やウェアラブルコンピュータに記録された音声を文字に起こして、カレンダーなどとの関連性をつけていくなど、文字通り地道な作業の連続です。
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2006年2月24日
つる草のイメージ
「つる草」のイメージ画が出来てきました。まだ静止画ベースですが、少しずつイメージが膨らんできました。また、完成型のイメージビデオもようやく固まってきました。もう一息です。

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2006年3月3日
つる草のバナー
当日、会場に掲げられるバナーの原稿案が固まりました。

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2006年3月8日
搬入の様子
いよいよフォーラム前日。午後1時から機材の搬入が開始され、会場が設営されていきます。
「時間のつる草」も追い込み作業です。日付が変わっても準備は続きました。

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2006年3月9日
会場の様子
午前7時にスタッフが集合。最後の調整を行います。そして午前10の開場から遅れること5分。「時間のつる草」も本格稼動開始です。
マウス操作に手こずる方がいらっしゃる一方、当日配布された研究成果の冊子を片手に熱心に「つる草」をご覧くださった方もいたようです。

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今回の「時間のつる草」はあくまでもプロトタイプですが、「従来型の成果報告とは違うユニークなもので良かった」といった評価をいただいたこともあり、つる草の更なる充実も含めて、今後の展開についても検討していきたいと考えています。
ご来場いただきました皆さま、ありがとうございました!

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