研究者一覧
- 教授Professor
- 岡本 晃充OKAMOTO Akimitsu
- 生命反応化学 分野
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2022 Research Book (PDFファイル:1.5MB)
略歴
1998年 4月 | 米国マサチューセッツ工科大学化学科 博士研究員 |
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1999年 4月 | 京都大学大学院工学研究科合成・生物化学専攻 助手 |
2006年 4月 | (独)理化学研究所基幹研究所岡本独立主幹研究ユニット(2006-2007:フロンティア研究システム) 独立主幹研究員(ユニットリーダー) |
2011年 4月 | (独)理化学研究所基幹研究所岡本核酸化学研究室 准主任研究員 |
2012年 1月 | 東京大学大学院工学系研究科化学生命工学専攻 教授 |
2012年 4月 | 東京大学先端科学技術研究センター 教授(~2023年 3月) |
2022年 4月 | 東京大学大学院工学系研究科 教授 |
研究分野
「生体分子設計」をキーワードにした有機合成化学と生命科学のボーダーレス研究
原子や分子がどのように組み上がって、われわれの体はできあがっているのか? 原子単位で物質を扱う有機化学の考え方を生物学・遺伝学の分野へ積極的に導入して、生体高分子(核酸・タンパク質)の個々の構成単位もしくは原子が生命現象にどう関わっているかを系統的に調べる。生体高分子中を原子レベルで選択的に認識・変換・可視化するための有機化学的手法を開拓し、それらに立脚した分子設計をもとに、新たな機能性人工生体高分子の創製へと展開する。これらは、生命の本質に原子レベルで迫る基礎研究であると同時に、最新の生命科学や医療に役立つ先端機能材料を開発するもの作り研究でもある。研究室では、最新の有機合成化学、光化学、分光学、分子生物学的手法などの広範な学問領域を駆使して、次のようなプロジェクトを進めている。
1. 光有機化学を使って、活きた細胞の中で刻々と変化する核酸のふるまいを可視化する
2. 選択的化学反応を開拓して、遺伝子発現の鍵を捕捉する
3. 非天然ヌクレオチドやアミノ酸を含む超生体高分子を作成し、新たな細胞機能制御法を創造する
原子や分子がどのように組み上がって、われわれの体はできあがっているのか? 原子単位で物質を扱う有機化学の考え方を生物学・遺伝学の分野へ積極的に導入して、生体高分子(核酸・タンパク質)の個々の構成単位もしくは原子が生命現象にどう関わっているかを系統的に調べる。生体高分子中を原子レベルで選択的に認識・変換・可視化するための有機化学的手法を開拓し、それらに立脚した分子設計をもとに、新たな機能性人工生体高分子の創製へと展開する。これらは、生命の本質に原子レベルで迫る基礎研究であると同時に、最新の生命科学や医療に役立つ先端機能材料を開発するもの作り研究でもある。研究室では、最新の有機合成化学、光化学、分光学、分子生物学的手法などの広範な学問領域を駆使して、次のようなプロジェクトを進めている。
1. 光有機化学を使って、活きた細胞の中で刻々と変化する核酸のふるまいを可視化する
2. 選択的化学反応を開拓して、遺伝子発現の鍵を捕捉する
3. 非天然ヌクレオチドやアミノ酸を含む超生体高分子を作成し、新たな細胞機能制御法を創造する