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研究について

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研究内容 医学、農学など幅広い分野への応用展開が期待される人工酵素の開発 生命反応化学 教授 小宮山 真

人工酵素というあらたな選択肢

DNAを切断する道具として、現在は、バクテリアなどから抽出した天然の酵素が用いられています。ところが、これらの天然酵素が正確に切断できるのは、下等生物の小さなDNAに限られます。つまり、高等生物の巨大なDNAをこれで処理するとバラバラになってしまい、必要な場所で切断してくれないのです。そこで、DNAのサイズにかかわらず望みの位置で正確に切断できる人工酵素が必要になってくるわけです。

意のままに遺伝子を取り扱えれば、可能性は無限に広がる

私たちが開発している人工酵素を使えば、高等生物の巨大なDNAでも望みの位置で切断できます。そこで、例えば、DNAの中で具合の悪い部分を切断し、必要な遺伝子を組み込むことにより、おとろえた機能を回復することができると期待されます。つまり、ガン・エイズ治療といった医療分野や動植物の品種改良などへの応用です。もちろん、人工酵素の応用展開は、これら以外にも無限の可能性を秘めていると考えています。

人類に恩恵を与え続ける化学への期待

これまでのバイオテクノロジーでは、各種の天然酵素を巧みに使いこなして卓越した技術を生み出してきました。しかし、科学者が自らの手で道具を作ろうという発想はほとんどありませんでした。一方、化学は、天然には無くても私たちに有用なものを自在に創りだすことを目的として発展してきました。私どもは、これらの2つのアプローチを合体させ、人工酵素の開発を通じてバイオテクノロジーに新たな風を吹き込みたいと考えています。

現在、私たちは、DNAを切断できる道具を思いどおりに作れる段階まで達しました。今後は、この人工酵素がより広い分野で認知され活用されるために、さらに実証研究を重ねてゆきたいと思います。

聞き手:小関珠音

(2006年11月28日)

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