先端研・テルアビブ大モシェダヤン・センター共催ラウンドテーブルを開催
- 先端研ニュース
2018年9月25日
先端研とテルアビブ大学モシェダヤン・センターが共催するラウンドテーブル・シリーズが発足し、第1回が、2018年9月2日にイスラエルのテルアビブで行われました。このラウンドテーブルは2018年2月に締結された先端研とテルアビブ大モシェダヤン・センターとの学術交流協定に基づき開催されたものです。
このシリーズは"Roundtable Discussion Series on the Middle East Jointly Held by MDC Tel Aviv University and RCAST, the University of Tokyo"と銘打たれ、継続的に行われることが双方で確認されています。
第1回ラウンドテーブルは "North Korean and Iranian Issues in Comparative Perspectives: Japan and Israel in Changing Security Environments"と題され、東大からは池内恵准教授(イスラム政治思想分野)が先端研側の代表として参加し報告と討論を行ったほか、池内准教授を代表者とする科研費プロジェクトの事業* の一環として鈴木一人北海道大学教授・先端研客員研究員(国際政治学・元国連イラン制裁パネル専門家)、宮本悟聖学院大学教授・先端研客員研究員(北朝鮮研究・政軍関係研究)が参加し、さらに東大大学院総合文化研究科の川島真教授(中国研究・東アジア国際関係史)が参加しました。
ラウンドテーブルにはテルアビブ大モシェダヤン・センター長のウツィ・ラビ教授を始めテルアビブ大から7名の教授・研究員が参加した他、関連する専門の研究者がイスラエル内から多数参加しました。
また、イスラエル外務省から専門家が参加したほか、日本大使館公使、JICA、JETRO、NEXI等の本部および現地事務所・中東統括拠点等からも代表者が参加し、議論に加わりました。ラウンドテーブル終了後には先端研とモシェダヤン・センターの学術交流協定の締結を祝して昼食会が行われ、活発な議論が行われました。
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