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研究について

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研究者一覧

特任講師 Project Lecturer
安藤 規泰 ANDO Noriyasu

生命知能システム 分野

E-mail: andobrain.imi.i.u-tokyo.ac.jp

Tel: 03-5452-5196

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2018 Research book (PDFファイル: 627KB)

略歴

2004年  3月  筑波大学大学院生物科学研究科博士課程修了
2004年  4月  日本学術振興会特別研究員,東京大学大学院情報理工学系研究科
2005年  4月  東京大学大学院情報理工学系研究科 産学官連携研究員
2006年  4月  東京大学先端科学技術研究センター 産学官連携研究員
2006年  5月  東京大学先端科学技術研究センター 特任助手
2007年  4月  東京大学先端科学技術研究センター 特任助教
2007年10月  東京大学先端科学技術研究センター 助教
2016年  5月  東京大学先端科学技術研究センター 特任講師

研究分野

生物の動きには、機械で表現することの難しい「生物らしさ」があります。そのメカニズムを解明することで、しなやかな動き、環境の変化に強い動き、そしてヒトと調和できる自然な動きが実現すると考えます。私は、主に昆虫をモデルとして、しなやかな「運動」、そして適応的な「行動」を実現するための生物の設計を調べています。主な研究課題は以下の3つで、それぞれ運動レベル、行動レベル、そして状況に応じて行動を選択するための意思決定について取り組んでいます。
1)飛行制御の研究
羽ばたき運動は生物飛行の大きな特徴の一つです。昆虫は小さな体で巧みな運動を行うことができるだけでなく、翅の損傷や乱流に対しても飛行を維持することができます。この飛行制御には、神経系による能動的な運動制御だけでなく、体の構造や物性に起因する受容的な働きも重要です。そこで、神経・筋肉系の生理学的な解析に加え、体の構造の計測を行うことで、飛行制御のしくみの解明を目指しています。
2)匂い源探索戦略の研究
空気中を離散的にやってくる匂いを頼りにその発生源を突き止めることは、ロボットにとっては難しい課題ですが、生物には必須の能力です。高い匂い源探索能力をもつ昆虫をモデルとして、その探索戦略を神経行動学的に解析するとともに、移動ロボットや昆虫が操縦するハイブリッドロボットを用いて、生物の探索戦略の応用についても取り組んでいます。
3)動的環境における行動選択の研究
私たちを取り巻く実環境のように、静止物体と移動物体が混在する動的な環境での自律移動は、ロボットにとって重要な課題です。一方、昆虫も同じ実環境の中で様々な行動を行っています。そこで、昆虫のバーチャルリアリティーを開発し、さまざまな動的環境における昆虫の振る舞いから、行動選択のメカニズムを明らかにします。


図1
羽ばたき運動をするスズメガの体の変形計測


図2
カイコガが操縦して匂いを探すロボット



図3
バーチャルリアリティーの中のコオロギ

キーワード

神経行動学,昆虫,飛行,ロボット,嗅覚


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