研究者一覧

  • 特任講師Project Lecturer
  • 宮下 直也MIYASHITA Naoya
  • 新エネルギー 分野
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略歴

2007年 3月 筑波大学大学院数理物質科学研究科 修士課程 修了
2010年 3月 東京大学大学院工学系研究科 博士課程 修了
2010年 4月 東京大学先端科学技術研究センター 特任研究員
2013年 4月 東京大学先端科学技術研究センター 特任助教
2019年 5月~2022年 3月 東京大学先端科学技術研究センター 特任講師

研究分野

次世代のクリーンなエネルギー源として太陽光発電の様々な用途への拡大が期待されます。特に、高効率な多接合型太陽電池は従来設置面積が限られた宇宙用途で用いられていますが、地上用への転換に向けた研究開発も進められています。高い効率を維持しつつ作製コストを下げるためのキー技術として、私たちのグループでは半導体基板から太陽電池層を分離する「エピタキシャル・リフトオフ」法の研究を行っています。分離後の半導体基板を再利用し、新たな太陽電池層の成膜サイクルに組み込むことで低コスト化が可能になります。一方、太陽電池側は単独で利用できるだけでなく軽量・フレキシブルな薄膜型太陽電池としての新機能を持たせることも可能になります。また、私たちはこれまでに近赤外材料であるIII-V-N系希釈窒化物半導体や量子井戸、量子ドットなどのナノ構造の結晶成長技術・高品質化技術の研究にも取り組んでおり、多接合型太陽電池や薄膜型太陽電池への応用に向けた研究も行っています。

太陽電池フィルム
エピタキシャルリフトオフにより分離した太陽電池フィルム
太陽電池
左から、通常の半導体基板上の太陽電池、ガラス上に移載した太陽電池、プラスチックフィルム上に移載したフレキシブル太陽電池

キーワード

太陽電池、希釈窒化物半導体、エピタキシャルリフトオフ

関連情報

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