研究者一覧
- 教授Professor
- 加藤 英明KATO Hideaki
- 構造生命機能工学 分野
g.ecc.u-tokyo.ac.jp略歴
| 2009年 3月 | 東京大学理学部生物化学科 卒業 |
|---|---|
| 2014年 3月 | 東京大学大学院理学系研究科生物化学専攻 博士課程修了 |
| 2014年 4月 | 東京大学大学院理学系研究科生物化学専攻 特任研究員 |
| 2014年 5月 | スタンフォード大学医学部分子細胞生理学科 ポストドクトラルフェロー |
| 2019年 4月 | 東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻 准教授 |
| 2024年 2月 | 東京大学先端科学技術研究センター 教授 |
研究分野
タンパク質は長い時間をかけ進化してきており、驚きに満ち溢れています。それ故に、その機能の分子基盤を理解した時の興奮、その機能を改変し自然を乗り超えた時の喜びはひとしおです。私達の研究室ではクライオ電子顕微鏡を用いたタンパク質構造解析やAI技術、電気生理、分子薬理的手法などを組み合わせることで、生命原理の根本理解や新規の生命操作技術・創薬シーズの開発を目指します。また既知タンパク質の研究だけでなく、自然界に眠る有用タンパク質を発見し、その構造機能解析を通じてこれを研究ツールへ昇華させる試みも行っています。
現在は特に以下の3項目に力を入れながら研究を進めています。
・生物による光センシング機構の更なる理解と、光遺伝学技術の高度化
・生物による磁気センシング機構の解明と、磁気遺伝学技術の創出
・生物によるその他物理化学刺激センシング機構の解明と、化学遺伝学技術・創薬シーズ開発
化学・光受容体の構造機能解析と化学・光遺伝学ツール開発
受賞
- 2012年 6月 平成24年度日本蛋白質科学会若手奨励賞優秀賞
- 2012年 8月 第5回 Merck Award for Young Biochemistry Researcher 優秀賞
- 2013年11月 第3回日本学術振興会育志賞
- 2014年 3月 平成25年度東京大学理学系研究科奨励賞
- 2014年 3月 平成25年度東京大学総長賞
- 2015年 9月 第11回日本生物物理学会若手奨励賞
- 2016年 7月 SPRUC2016 Young Scientist Award
- 2016年12月 第33回井上研究奨励賞
- 2019年12月 文部科学省 科学技術学術政策研究所「ナイスステップな研究者2019」
- 2020年 4月 文部科学大臣表彰 若手科学者賞
- 2020年 9月 フロンティアサロン永瀬賞 特別賞
- 2020年12月 島津奨励賞
キーワード
構造生物学、クライオ電子顕微鏡、タンパク質デザイン、光遺伝学、磁気遺伝学、創薬、ロドプシン、GPCR
大学院・専攻
- 理学系研究科 生物科学専攻
- 工学系研究科 先端学際工学専攻
