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先端アートデザイン分野開設記念シンポジウムを開催いたしました

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2021年5月18日

2021年4月28日(水)、東京大学先端科学技術研究センターにて「先端アートデザイン分野開設記念シンポジウム ~インクルーシブな持続的社会を実現する Nature-Centered(自然主義)の視座とは~」がオンライン開催され、関係機関・学内関係者だけでなく一般も含め250名以上の方々に参加いただきました。

シンポジウムの冒頭では、藤井 輝夫 東京大学総長より、先端科学技術の研究者と多様なアーティストとの対話を通して、先端研ならではの新たな価値の創造への期待を込めた開会挨拶がありました。
澤 和樹 東京藝術大学長、岡部 徹 東京大学生産技術研究所所長、五神 真 東京大学前総長による来賓祝辞の後、先端アートデザイン分野の総括である神崎 亮平 先端科学技術研究センター所長が、人が本来自然とつながる本能や感性の力であるアートデザインの視座とともに、科学・技術を創造し、未来を形にしていく、という分野の意義と設立の経緯を 説明しました。

続いて、デザインラボの伊藤 節 特任教授、伊藤 志信 特任准教授、アートラボの近藤 薫 特任教授、デザインエンジニアリングラボの吉本 英樹 特任准教授がそれぞれのラボの説明を行いました。その後、AAD分野のアドバイザーである建築家の隈 研吾 東京大学特別/名誉教授とアーティストでコンピュータグラフィクスの世界的第一人者である河口 洋一郎 東京大学名誉教授が其々アドバイザーとしての役割を紹介しました。

第2部では、RCAST - AADコンサートを開催し、ピアニストでAADアドバイザーの辻井伸行氏、澤東京藝術大学長と、連携協定機関である東京フィルハーモニー交響楽団のメンバー及び近藤薫特任教授らによる演奏がおこなわれました。

第3部では、先端アートデザイン連携研究部門の産学連携のパートナーである10企業の代表者所信表明を行い、参加の意気込みや、研究部門への期待が語られました。最後に、神崎教授が「先端アートデザインは、多様な人々によって作り上げられていく分野であると考えている。ぜひ多くの皆様、アート、デザイン、科学技術、そして哲学宗教、様々な分野の皆さんと手を携えて、新しい世界、これからの未来をぜひ築き上げていきたい」と締めくくりました。

  • オンラインでイタリアより参加した伊藤 志信 特任准教授

    オンラインでイタリアより参加した伊藤 志信 特任准教授

  • AADアドバイザー代表 隈 研吾 東京大学特別/名誉教授の挨拶

    AADアドバイザー代表 隈 研吾 東京大学特別/名誉教授の挨拶

  • AADアドバイザー代表 河口 洋一郎 東京大学名誉教授の挨拶

    AADアドバイザー代表 河口 洋一郎 東京大学名誉教授の挨拶

  • 第2部のRCAST-AADコンサート
  • 第2部の RCAST - AADコンサート
  • 協力企業代表者による所信表明
  • 第3部の協力企業代表者による所信表明。上段左より、日本たばこ産業株式会社 大瀧裕樹氏、株式会社資生堂 信藤洋二氏、住友商事株式会社 巽達志氏、ソニーグループ株式会社 長谷川豊氏、マツダ株式会社 前田育男氏、ヤマハ株式会社 川田学氏、ヤマハ発動機株式会社 長屋明浩氏、株式会社リクルート 塩見直輔氏、BLBG株式会社 田窪寿保氏、凸版印刷株式会社 佐藤圭樹氏
  • 閉会のあいさつを行う神崎所長(写真一番左)
  • 閉会のあいさつを行う神崎所長(一番左)
  • AADメンバーと来賓の記念撮影
  • AADメンバーと来賓の記念撮影。左から、吉本英樹 特任准教授、神崎亮平 先端研所長、五神真 東京大学前総長、藤井輝夫 東京大学総長、澤和樹 東京藝術大学長、近藤薫 特任教授、伊藤節 特任教授、岡部徹 東京大学生産技術研究所所長(撮影:宇戸浩二)
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