組織と運営

研究者が研究に専念できる環境を 独自の運営体制「研究と運営の分離」

  

先端研は設立当初から、研究者が研究と教育に専念できる独自の運営体制を整えています。 研究と運営を分離し、委員会や事務手続きなどの運営に関わる負荷を軽減する。 この独自体制が、研究者の研究時間の確保と迅速な組織の意思決定を併せ持つ運営を可能にしています。

所長が運営の全責任を担う「経営戦略室」

経営戦略室(室長は所長)は、経営のプロフェッショナル組織として、先端研のさまざまな決定事項(内部組織の改廃・人事の提案・財務・予算の配分・面積の配分等)の審議・決定を行います。

教授総会・教授会

教授総会は先端研及び工学系研究科先端学際工学専攻に所属する専任、客員、特任の教授・准教授・講師をもって組織されており、経営戦略室にて審議された組織運営及び執行に関する決定事項のうち重要な事柄が報告されます。 教授会は、特に教員人事に関わる事項を審議、投票する場として教授総会とは別に構成員が定められています。

経営戦略企画室と事務部が連携し、迅速な意思決定をサポート

所長直下に設置された「経営戦略室」が、組織運営の主な課題に対する意思決定を行います。 経営戦略室を全面的にサポートする経営戦略企画室と事務部が緊密に連携し、経営と実務の両輪で先端研の迅速かつ柔軟な運営体制を支えています。

独立外部評価「先端研ボード」

経営方針・運営手法などを外部の利害から独立した視点で監督する機関。先端研の運営状況を常時把握し、 運営全般に対する助言及び評価を行います。次期所長候補を推薦する重大な任務も担っています。

ボードメンバー
浅川 智恵子 IBM フェロー、日本科学未来館館長
蒲島 郁夫 熊本県 知事
小泉 英明 (株)日立製作所 名誉フェロー
澤 和樹 東京藝術大学 顧問
中島 さち子 (株)steAm 代表取締役、音楽家(ジャズピアニスト)
中村 道治 科学技術振興機構 名誉理事長
藤井 眞理子 東京大学名誉教授
松本 洋一郎 外務大臣科学技術顧問(外務省参与)
増田 寛也 日本郵政(株)取締役兼代表執行役社長
武藤 敏郎 (株)大和総研 名誉理事

2022年 4月現在(五十音順)

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