RCAST NAVI:第80号

  • お知らせ

2014年7月25日

RCAST NAVI vol.80
2014年7月
http://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/

先端研の最新情報をお届けします。
いよいよ夏本番!大学などは夏休みに入っていますが、先端研では企業向け研究紹介講演会や大学院入試などに向けて、慌ただしい毎日です。
今号も、中村 尚 教授の記者会見やDo-It Japan特別シンポジウム開催など、先端研のさまざまな情報をお知らせします。


【主な内容】
1. 受賞
中村 泰信 教授(量子物理工学)がトムソン・ロイターの Highly Cited Researchers 2014に選出 ほか

2. プレスリリース
中村 尚 教授(気候変動科学)らの研究グループによる研究成果「東シナ海の水温上昇が梅雨期に九州で起こる集中豪雨の発生に影響」の記者会見を実施

3. イベント
企業向け研究紹介講演会2014、開催間近!Do-It Japan公開シンポジウム開催!


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【Winning】-受賞-
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2014年7月12日 中村 泰信 教授(量子物理工学)
トムソン・ロイターの Highly Cited Researchers 2014に選出。
Highly Cited Researchersは、トムソン・ロイター社が世界的に最も影響のある研究を行っている研究者として、世界中で引用された回数の多い論文の著者を研究分野ごとに選出したものです。

2014年7月8日 丸茂 丈史 特任講師(臨床エピジェネティクス)
演題「糖尿病性腎症にみられる治療抵抗性DNAメチル化異常」が、第6回腎疾患と高血圧研究会で優秀研究賞を受賞しました。

2014年7月4日 丸茂 丈史 特任講師(臨床エピジェネティクス)
演題「糖尿病性腎症にみられる治療抵抗性エピジェネティック」が、第57回日本腎臓学会学術総会で優秀演題賞を受賞しました。

2014年6月13日 藤田 敏郎 名誉教授(臨床エピジェネティクス)
日本人で初めて国際高血圧学会(ISH)の最高名誉賞「Franz Volhard Award」を受賞し、第25回国際高血圧学会で受賞記念講演と表彰式が行われました。


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【Press Release】‐プレスリリース‐
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中村 尚 教授(気候変動科学)らの研究グループによる研究成果「東シナ海の水温
上昇が梅雨期に九州で起こる集中豪雨の発生に影響 ー2012年「九州北部豪雨」の事例と今後の水温上昇に伴う将来の見通しー」の記者会見を実施
http://www.u-tokyo.ac.jp/public/public01_260718_01_j.html


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【Report】-活動報告-
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■研究成果■

◇中村 尚 教授(気候変動科学)らによる、東シナ海の季節的な水温上昇が、九州で梅雨期に起こる集中豪雨の発生時期の重要な決定要因であることを、コンピュータシミュレーションにより明らかにした論文「温暖化する縁辺海がアジアモンスーンによって生じる集中豪雨に及ぼす影響(邦訳)」が、英国ネイチャー出版グループのオンライン科学誌「Scientific Reports」に掲載。
http://www.nature.com/srep/2014/140718/srep05741/full/srep05741.html

■テレビ・ラジオ出演■

◇中村 尚 教授(気候変動科学)が、フジテレビ『新報道2001』(2014年7月13日放送)で近年の暑くて長い夏の傾向についてコメントしました。

◇高橋 智隆 特任准教授(人間支援工学)が、BS-TBS『世界人』(2014年7月5日放送)に出演しました。

◇中村 尚 教授(気候変動科学)が、日本テレビ『ウェークアップ!ぷらす』(2014年6月28日放送)で、関東地方で相次いだゲリラ豪雨・雹・落雷などの異常気象の要因について、「偏西風の蛇行」の観点から解説しました。

■新聞掲載■

2014年7月22日【日本経済新聞】ほか多数
◇「九州の集中豪雨 原因突き止め」
中村 尚 教授(気候変動科学)

2014年7月10日【読売KODOMO新聞】
◇「20メートルから割らずに『たまご落とし』に挑戦」
生田 幸士 教授(医用マイクロマシン)

2014年7月10日【朝日新聞】朝刊
◇「未来への発想委員会_政党政治を問う」
牧原 出 教授(政治行政システム)

2014年7月5日【朝日新聞】夕刊
◇「卵落下 産まれた想像力」
生田 幸士 教授(医用マイクロマシン)

2014年6月26日【産経新聞】朝刊
◇正論「『テロ組織』超えたイラク過激派」
池内 恵 准教授(イスラム政治思想)

2014年6月25日【読売新聞】朝刊
◇論点「治療求めアジア連携」前立腺がん研究」
赤座 英之 特任研究員(総合癌研究国際戦略推進)

2014年6月23日【夕刊フジ】
◇「音より言葉が聞きづらく」
大沼 直紀 特任研究員(バリアフリー)

2014年6月21日【朝日新聞】朝刊
◇インタビュー「頼りにくい社会を変える」
熊谷 晋一郎 特任講師(バリアフリー)

■オンライン■

2014年7月23日【読売新聞】
◇「昆虫の嗅覚でカビ検知 東大研究チーム」
神崎 亮平 教授(生命知能システム)
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/feature/CO004347/20140722-OYTAT50000.html

2014年7月5日【朝日新聞デジタル】
◇「卵落として、創造性の殻破れ たまご落としコン拡大中」
生田 幸士 教授(医用マイクロマシン)
http://www.asahi.com/articles/ASG6L5S2WG6LUTIL02N.html?iref=comtop_6_01

2014年6月26日【日本経済新聞電子版】
◇「東大、量子ドット太陽電池でセル変換効率26.8%達成」
岡田 至崇 教授(新エネルギー)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK2502L_V20C14A6000000/

■雑誌■

2014年7月7日増大号「AERA」
◇「異常気象 東京都内で積ひょう、今年は冷夏になるのか」
中村 尚 教授(気候変動科学)

2014年6月「季刊 SORA 梅雨号」
◇偏西風について、その蛇行の原因と異常気象気象との関係を中心に解説。
中村 尚 教授(気候変動科学)

■トピックス■

◇牧原 出 教授(政治行政システム)による記事「権力構造と争点を見渡す視点各紙を比較、検証しながら情報源を広げる努力を」が、月刊Journalism 7月号「2014政治報道を読む」に掲載されました。
【月刊Journalism 7月号】
http://www.asahi.com/shimbun/jschool/report/201407.html

◇中村 尚 教授(気候変動科学)も執筆に加わった高等学校教科書「地学基礎」・「地学」の内容に基づく一般書『もういちど読む 数研の高校地学』が刊行されました。
http://www.chart.co.jp/chartbooks/item/13959.html

◇池内 恵 准教授(イスラム政治思想)が日本記者クラブにおいて「エジプト・シリア・大統領選後の中東」について講演を行いました。
http://www.jnpc.or.jp/activities/news/report/2014/06/r00027503/


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【Event】-イベント-
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■ いよいよ開催間近!「企業向け・研究紹介講演会2014」参加申し込み受付中

昨年開催し大好評を博した企業向け講演会の第二弾、いよいよ8月6日(水)に開催です。先端研の6つのカテゴリーから、企業との連携を希望する研究者が企業向けに研究の詳細を発表するほか、個別質疑応答、名刺交換など、研究と企業がつながることで新たな可能性を広げる契機です。ぜひご活用ください。

開催日時:2014年8月6日(水)13:00~18:00
会  場:東京大学駒場リサーチキャンパス An棟2階コンベンションホール
参加申込:下記の応募フォームよりお申し込みください。
http://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/events/2014/form0806/

企業向け・研究紹介講演会2014
http://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/IAG/trial/20140806.html


■ DO-IT Japan、特別公開シンポジウムを開催

中邑 賢龍 教授(人間支援工学)が会長を務める、障害や病気による困難を抱える若者を支援するプログラム「Do-It Japan」が、夏季プログラム特別企画として公開シンポジウム「試験の合理的配慮を実現するICT活用の具体的モデル」を開催。障害のある児童生徒が受験する上で必要な配慮があり、かつ他の生徒と不公平にならないよう配慮した環境を全国の学校でICTで構築するための具体的な活用モデルを提案します。

開催日時:2014年8月7日(木)13:00~17:00
会  場:先端研3号館南棟 ENEOSホール
参加申込:下記サイトからのご予約が必要です。
参加費 :無料

※シンポジウム後の交流会参加者のみ、軽食費1,000円を当日懇親会会場で申し受けます。

Do-It Japan2014 夏季プログラム特別企画 公開シンポジウム
http://kokucheese.com/event/index/197460/


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【Book】‐出版情報‐
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2014年5月
『アジアにおけるがん研究の国際連携』(日本評論社)
河原 ノリエ 特任助教(総合癌研究国際戦略推進)著
http://www.nippyo.co.jp/book/6535.html


 
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