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オンライン・パネルディスカッション「ポスト・コロナ 新時代の国際秩序を考える-米中体制間競争と中東・ロシア–」

イベント情報

開催日 2020年6月6日(土曜日)15時00分 - 17時00分
開催場所

オンライン開催

主催

東京大学先端科学技術研究センター グローバルセキュリティ・宗教分野

参加費 無料
要事前登録 締切日:6月5日
 参加申し込みフォーム別ウィンドウで開く
(登録者に対しイベント当日にメールにて、Zoom参加URL・パスワードを送信いたします。)
問い合わせ先

東京大学先端科学技術センター グローバルセキュリティ・宗教分野事務室
office@me.rcast.u-tokyo.ac.jp

5月15日更新

新型コロナウイルスの世界的な伝播によるグローバル化の急停止は、国際秩序に大きな変化を迫っています。

先端研「グローバルセキュリティ・宗教分野」では、バーチャル先端研公開の一環として、「ポスト・コロナ」の時代の新しい国際秩序を見通す、オンライン・パネルディスカッションを開催します。

第二次世界大戦後に作られ、冷戦後に米の単独の覇権によってより強く推進されてきた「自由主義的国際秩序」の揺らぎと翳りは、2017年に発足したトランプ政権をめぐる米社会の分断により、顕在化し、促進されています。

2020年初頭から世界に広がった新型コロナウイルス問題によって、国際秩序の大幅な再編は、いよいよ不可避の情勢となってきました。

「ポスト・コロナ」の時代に再編を迫られるのは、中国をめぐる国際関係でしょう。

緊張の度合いを増す米中関係は、大国間のパワーに依拠した競合を超えた、国際秩序の根本原理そのものをめぐる競合、すなわち「体制間競争」の様相を呈しています。

「体制間競争」は、特に新型コロナウイルスへの対応をめぐって、激しさを増していくことが見込まれます。

中国は米国主導のグローバル化の波に乗りつつ、米国とは異なる価値規範にもとづいた体制秩序を世界に浸透させつつあります。米中対立は国際政治の最も主要な軸として表面化しています。

同時に、ロシアは「19世紀型」とも評される非民主的な大国政治を、米国の覇権が希薄化した世界各所に仕掛け、着実に地歩を固め、米国主導のグローバル化に対抗する勢力としての地歩を固めています。

イスラーム主義の理念は世界のムスリムに共同体意識を与え、国家や民族とは異なる別種の主体として、紛争やテロ、あるいはアイデンティティ政治の核となり、国際政治の動因となり続けています。

これに対して米国はどのような理念や制度をもって対峙していくのでしょうか。トランプ大統領の登場により、米国の分裂は深く激しく揺れ動いており、米国が国際秩序の形成と維持に将来にわたって関与していく意思と能力を正確に見通すことが、日本にとって死活的な重要性を持っています。

先端研「グローバルセキュリティ・宗教分野」では、2020年4月に、令和2年度外交・安全保障調査研究事業費補助金(総合事業)に採択され、研究プロジェクト「体制間競争の時代における日本の選択肢:国際秩序創発に積極的関与を行うための政策提言・情報発信とそれを支える長期シナリオプランニング」を発足させました。

バーチャル先端研公開の機会に、このプロジェクトの主要メンバーが登壇し、体制間競争をめぐるパネルディスカッションを開催します。

米国や中国の政治と国際関係をめぐる代表的な研究者やジャーナリストをお招きし、先端研の「グローバルセキュリティ・宗教分野」の研究者と共に、ポスト・コロナの時代に展開されていく、米中対立を基軸とし、ロシアやイスラーム勢力が繰り広げる「体制間競争」の現状と将来を、考察します。

オンライン・パネルディスカッション
「ポスト・コロナ 新時代の国際秩序を考える−米中体制間競争と中東・ロシア–」

登壇者:
川島 真(東京大学大学院総合文化研究科 教授)
坂元 一哉(大阪大学大学院法学研究科 教授)
杉田 弘毅(共同通信 特別編集委員)

池内 恵(東京大学先端科学技術研究センター 教授)
小泉 悠(東京大学先端科学技術研究センター 特任助教)

まず、川島真教授(東アジア国際関係史)による、中国の側からの国際秩序の形成の試みを、内在的に、かつ批判的に検討し、「ポスト・コロナ」の時代の中国をめぐる国際関係の展開をめぐる議論の口火を切っていただきます。

その上で、坂元一哉教授(米政治外交史・日米関係)から、トランプ政権のよって立つアメリカのパワーと理念について、そして「ポスト・コロナ」の時代に現れてくる新たな国際秩序のあり方を、歴史的視点から見通していただき、その中での日本の立ち位置についてご議論をいただきます。

また、杉田弘毅・共同通信特別編集委員からは、米国が体制間競争の主要な武器として、特にトランプ政権時代に頻繁に行使するようになったエコノミック・ステイトクラフト、特に経済制裁について、対中、対イラン、対露といった事例を踏まえてご検討いただきます。

先端研グローバルセキュリティ・宗教分野からは、池内恵教授(イスラーム思想・中東政治)と小泉悠特任助教(ロシア安全保障論)が、中東・イスラーム世界やロシア・旧ソ連地域の事例を踏まえて、「ポスト・コロナ」の時代の体制間競争の多様な展開を視野に入れて議論を広げていきます。

このオンライン・パネルディスカッションは、令和2年度外交・安全保障調査研究事業費補助金(総合事業)の採択課題「体制間競争の時代における日本の選択肢:国際秩序創発に積極的関与を行うための政策提言・情報発信とそれを支える長期シナリオプランニング」の主要メンバーが集まり、バーチャル先端研公開の一環として開催するものです。

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