比較政治セミナー「電子投票時代の選挙監視」レジス・ダンドワ博士

イベント情報

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• 【講師】
  レジス・ダンドワ博士（キト・サンフランシスコ大学 教授、DemObsEU ジャン・モネ・チェア）

  【司会】
  中井遼（東京大学先端研 比較政治変動分野 教授）

   

  自由で競争的な選挙の安定的な実施は、民主的統治の礎です。政治的不確実性が高まる中で選挙の公正性を担保するためには、選挙監視や支援ミッションの存在とその実効性が極めて重要です。しかし、こうした実践的な民主主義の現場に触れる機会を持つ政治学者は限られており、自由で公正な選挙を守るプロセスに直接関与した研究者はごくわずかです。

  本講演の講演者であるレジス・ダンドワ博士は、選挙に関する理論的・実証的研究と、選挙監視ミッションにおける豊富な現場経験とを兼ね備えた、きわめて稀有な学者です。世界各地で民主主義の質を高め、その維持に取り組んできた博士は、現代の選挙の公正性をめぐる課題に対し、独自かつ実践的な視座を提供してくれます。

  とりわけ、電子投票技術の進展にともなう透明性や信頼性の確保は、喫緊の課題となっています。本講演では、このテーマについて、理論と実務の両側面から掘り下げていただきます。政治学者のみならず、選挙プロセス、投票制度、民主主義の促進、国際協力に関心を持つすべての方のご参加を、心よりお待ちしております。

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