高野山会議 2023 ―1200年後の世界とは。
イベント情報
開催日 | 2023年7月13日(木曜日)13時00分 - 2023年7月16日(日曜日)15時00分 |
---|---|
開催場所 | |
主催 | |
参加費 | 無料 ※要事前申し込み |
申込方法 | Googleフォームより申込み受付 ※ 締切:7月10日(月曜日)(ただし定員が埋まり次第、募集終了) |
共催 | 和歌山県/高野町/高野山真言宗総本山金剛峯寺/高野山大学 |
問い合わせ先 |
東京大学先端科学技術研究センター 先端アートデザイン分野 |
概要
「高野山会議」は、科学・芸術・哲学・宗教などの異分野の専門家、さらには地域の皆さまの協力により、1200年後を見据え、人間性、倫理性ある人類のありかたについて対話を通して議論し、形にし、実践するとともに、このような活動を世界遺産である「高野山」から世界にむけ発信する活動の「場」です。高野山総本山金剛峯寺と高野山大学を主な舞台とし、東京大学先端科学技術研究センター(以下、先端研)の新しい研究展開を広く紹介する非常にユニークな科学文化学術会議です。2021年11月に第1回目を開催し、今回で3回目となります。
2021年の第1回目は、高野山の開創1207年を数えることにちなみ「1200年後の未来を考える」を合言葉に、先端研の教員、高野山の僧侶、高野町長をはじめ有識者と多様なセッションを展開し、東京フィルハーモニー交響楽団メンバーによる特別演奏も行いました。今後、1200回継続していく宣言をし、毎年の開催を約束しました。
前回(2022年)は、先端研および高野山大学の教員主導型の複数のセッションに加えて、東京フィルハーモニー交響楽団が地元の小学校や金剛峯寺など様々な場所でコンサートを行った他、先端アートデザイン分野社会連携研究部門の連携企業各社による公開討論、高野山内外エクスカーションなどを新たに設けました。
本年の「高野山会議2023」は、7月13日~16日に開催され、「高野山会議」の意義をさらに広く浸透させるとともに、より多くの皆さまにご参加いただけるように、本会議を一般公開としました。また、高野山近隣の橋本市とかつらぎ町との連携協定を本会議期間中に締結する予定です。澤和樹先端研フェロー率いる澤クヮルテットの特別演奏会、企業が主導する宿坊での「宇宙」、「まちづくり」、「包摂社会」をテーマとした分科会を加えるほか、エクスカーションでは、首長にも参加いただき地域との交流を深め、地域共創を考えます。
スケジュール
【7 月 13 日】
- 開会式/フラッシュセッション「高野山会議 2023 の楽しみ方」
- セッション 01 [テーマ] 和の芸術とデザイン_THINKING WITH NATURE
【7 月 14 日】
- 朝のエクスカーション(壇上伽藍・根本大塔)
- セッション 02 [テーマ] インクルーシブデザイン
- 高野山麓エクスカーション A(橋本市高野口) / B(かつらぎ町天野)
- 澤クヮルテット特別演奏会(金剛峯寺新別殿)※招待者のみ
【7 月 15 日】
- セッション 03 [テーマ] 次世代育成~STEAM 教育と芸術環境創造~
- コンサートシリーズ ”meets”(弦楽四重奏コンサート @金剛峯寺本坊)
- 宿坊 分科会(会場 A:恵光院/会場 B:報恩院/会場 C:金剛峯寺)
- A:宇宙とテクノロジーとデザイン(主管:東大先端研 特任准教授 吉本英樹)
- B:自然と共生するまちづくり~里山から聖域・霊場まで~(主管:東大先端研 特任教授 近藤薫)
- C:包摂社会のためのコデザイン(主管:東大先端研 特任教授 伊藤節)
- セッション 04 [テーマ] 高野山のまちと人
【7 月 16 日】
- セッション 05 [テーマ] 瞑想:自然と一体化した境地(高野山大学提供講座)
- クロージング(高野山宣言 2023)+クラシックコンサート