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Voice from Co-Creation   広報誌『RCAST NEWS』
113号掲載

先端研・地域連携担当者イチオシのローカル情報をお届けします!

最高峰の頭脳集団「先端研」と連携で発展可能な「まちづくり」に挑戦!<北海道上ノ国町編>

  • 日本地図です。北海道上ノ国町は北海道の南西部にある渡島半島のうち日本海に面する松前半島の付け根部分に位置しています。
上ノ国町は2020年3月に先端研と包括連携協定を締結しました。このレポートは上ノ国町のゆるキャラ「カミゴン」の担当でお届けします。
カミゴンは「龍燈伝説」をモチーフにしたドラゴンで、目は町内を流れる「天の川」をイメージした星、おなかには火まつりのたいまつの炎、頭とお尻には町の花「エゾヤマツツジ」が描かれています。
  • 2019年10月に開催した「第20回全国風サミットinせたな」で、先端研・飯田誠特任准教授と必然的に出会い、檜山沖で再エネである洋上風力発電事業を目指し連携協定の締結に至りました。

北海道発祥の地、上ノ国。夷王山は標高159mで山頂から日本海を一望する大パノラマを堪能できる。

青空の下、真っ青な日本海と海岸線を一望する緑豊かな山頂。山頂には木製の鳥居があります。

思いっきりローカル自慢!我がまちの、いいもの、うまいもの

  • 山に囲まれた牧場、中央にサイロ、周辺に複数台の風車があります。
  • 夷王山周辺で稼働中の風車

    特有の海風は方向と風力が一定で安定した風を供給できる自然がなした日本でも有数の風力立地場所となっております。最大出力2万8千kWの風車が稼働中で、更に現在最大出力12万kWの風車が建設中となっております。

  • 竹製のザルの上にのっている魚「根ぼっけ」。左側にぬか漬けが二尾、右側に開きが複数枚あります。
  • 上ノ国特産根ぼっけ

    回遊魚であるはずのほっけが上ノ国沖の水深200m付近の荒潮の餌が豊富な岩場に根付いて育った脂ののりが格段に違ったほっけです。これを食べたら皆さんが普段食しているほっけは食べられなくなるのではと心配になる程です。

  • 展示会場の中央に山城の全体像がわかるジオラマが設置されています。
  • 勝山館跡ガイダンス施設

    勝山館は、松前氏の祖である武田信廣(後に子孫が松前藩を築く)が15世紀後半に築いた山城で、日本海側での政治・軍事・交易の一大拠点で北方交易や北の中世を語る重要な施設です。本施設と現地を併せて見ることで、往時の景観をリアルに体感できます。

ただいま進行中!

先端研と連携して進めている共同研究の一部をご紹介します!

上ノ国特有の風を電力に!そしてCO2排出抑制で自然を守る!!

  • 海の上で海底地盤調査を行っています。
    海底地盤調査(ボーリング調査)の様子
  • 日本の再生エネルギーの比率は10%未満となっており、地球温暖化の影響と思われる気候変動から災害が各地で起きている現実を見据えながら脱炭素社会の実現に貢献すべく先端研の力を借りて檜山沖での洋上風力発電事業の実現に取り組んでいます。

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