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ICTを活用して障がい児の学習・生活支援を行う「魔法のプロジェクト2016 ~魔法の種~」協力校を募集 
~教員志望の学生など若手人材を対象に、教員の早期育成を目的としたセミナーも実施予定~

  • プレスリリース

2016年1月21日

東京大学先端科学技術研究センター
ソフトバンク株式会社
株式会社エデュアス

東京大学先端科学技術研究センター(所在地:東京都目黒区、所長:西村 幸夫、以下「東京大学先端研」)、ソフトバンク株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:宮内 謙、以下「ソフトバンク」)、ソフトバンクグループで教育事業を担う株式会社エデュアス(本社:東京都港区、代表取締役社長:藤井 宏明、以下「エデュアス」)は、ICTを活用して障がい児1の学習・生活支援を行う「魔法のプロジェクト2016 ~魔法の種~」の協力校を2016年1月21日より募集開始します。本プロジェクトでは、特別支援学校、特別支援学級、通常学級に所属する児童・生徒と教員などに、携帯情報端末を1年間無償で貸し出し、教育現場や日常生活の場などで活用いただく実践研究を実施します。

また、本プロジェクトでは、ICTを活用して障がい児の学習・生活支援を効果的に実践できる教員の早期育成を目的に、教職課程を履修中の学生やその指導者を対象としたセミナーも実施する予定です。「魔法の種」というプロジェクト名称には、これまでの「魔法のプロジェクト2」で培ってきた知見やノウハウを教員志望の若手人材と共有することで、「先生の種」を育てていきたいという思いを込めています。さらに、個々のニーズに合わせてより質の高い支援を実践できる「魔法のティーチャー3」の認定も継続していきます。

「魔法のプロジェクト2016 ~魔法の種~」は、2009年から東京大学先端研とソフトバンクグループが実施してきた一連の魔法のプロジェクトの成果を生かし、新たなニーズに対する実践研究を行うとともに、引き続きこの活動を普及させていくことを目的にしています。東京大学先端研、ソフトバンクおよびエデュアスは、今後も携帯電話やタブレットをはじめとした携帯情報端末の活用により、障がい児の社会参加の機会促進を目指していきます。

募集に関する詳細は以下のとおりです。

1.目的
特別支援学校・特別支援学級および通常学級に通う障がい児などの学習・日常生活における携帯情報端末活用事例研究「魔法のプロジェクト2016 ~魔法の種~」において、協力校の支援と、その成果を広く普及させることを目的に実施します。

2.募集概要
応募資格:
①日本国内の特別支援学校、小中学校・高等学校の特別支援学級およびインクルーシブ教育4もしくは発達障がいの指導に取り組む学級、障害者職業訓練校、障害者能力開発校
②特別支援教育の分野で臨床研究を行う大学および大学院(臨床研究を行う大学生または大学院生とその研究対象者に携帯情報端末を貸し出します)
募集期間:
2016年1月21日 午後2時~2月29日 午後5時
応募方法・詳細:  以下のウェブサイトをご覧ください。

https://maho-prj.org/別ウィンドウで開く

    

選考結果:
2016年3月中旬までに、各応募者に通知します。
貸出期間:
2016年4月~2017年3月末(1年間)

協力校には各地域にて、活用事例を発表する研修会を任意で実施いただく予定です。

※1 認知やコミュニケーションに困難のある障がい児、読み書き障がいや自閉症、知的障がい、肢体障がい、聴覚障がいなどを含みます。障がいの種別は問いません。
※2 携帯電話を活用した障がい児の学習支援「あきちゃんの魔法のポケットプロジェクト」(2009年度実施)、iPadを活用した障がい児の学習支援「魔法のふでばこプロジェクト」(2011年度実施)、支援を学習の場だけでなく生活の場に広げた「魔法のじゅうたんプロジェクト」(2012年度実施)、これらのプロジェクトの集大成として行った「魔法のランププロジェクト」(2013年度実施)、特別支援学校・特別支援学級の障がい児に加え、初めて通常学級の発達障がい児も対象にした「魔法のプロジェクト2014 ~魔法のワンド~」(2014年度実施)、個々の児童・生徒の特性に合わせた支援を強化した「魔法のプロジェクト2015 ~魔法の宿題~」(2015年度実施)。
※3 「魔法のプロジェクト」が認定する先生で、「魔法のプロジェクト2014 ~魔法のワンド~」で初めて2人の先生を認定しました。認定された先生には、翌年度以降の「魔法のプロジェクト」において、協力校の先生および一般の方々を対象とした地域セミナーを実施いただきます。
※4 個別の教育的ニーズのある障がい児の自立と社会参加を目指す教育。

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