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柳井秀元特任准教授が日本インターフェロン・サイトカイン学会第15回奨励賞を受賞

  • 受賞

2019年8月3日

柳井秀元特任准教授(炎症疾患制御分野 社会連携研究部門)が、2019年度第84回日本インターフェロン・サイトカイン学会(JSICR)第15回奨励賞を受賞しました。
JSICRは、細胞から放出されて特定の細胞に働きかけ、免疫・炎症反応などの生体防御機構に重要な役割を果たすたんぱく質「サイトカイン」を中心とした関連領域の基礎研究から応用臨床研究に至るまで、幅広く医学・科学の発展に貢献することを目的としています。
柳井秀元特任准教授は2019年8月3日に開催されたJSICR総会での奨励賞表彰式に出席し、受賞者講演を行いました。

受賞研究:死細胞由来分子による免疫応答調節機構の解析
怪我などの傷害やがんなどの疾患では沢山の死細胞が生じる。死細胞や死細胞から放出された分子は分解などの適切な処理がなされる。一方、過度な細胞死が生じた際には処理が追いつかず、炎症や重篤な免疫障害を引き起こす。本研究では、死細胞放出分子中に重篤な炎症を抑制する分子が存在することを発見し、これが無いと過剰な炎症が起きることやがんが悪化してしまうことを示しました。

受賞コメント:
この度、JSICRより奨励賞を受賞いたしました。このような過分な賞をいただき大変光栄に存じます。受賞講演では、現在取り組んでいる研究内容、特に細胞死と免疫応答制御との関連について紹介させていただきました。これまでご指導・ご助言下さいました、先生方、研究者の皆様に、深く感謝申し上げます。

柳井先生受賞
奨励賞を受賞した柳井秀元特任准教授(写真中央)
柳井先生受賞講演
受賞講演の様子
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