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神崎 亮平 教授が令和2年度和歌山県文化表彰「文化賞」を受賞

  • 受賞

2020年11月25日

  • 神崎教授

    神崎 亮平 教授

  • 2020年11月16日、先端研所長の神崎亮平教授(生命知能システム分野)が、令和2年度和歌山県文化表彰の文化賞を受賞しました。

    和歌山県文化表彰の最高賞である「文化賞」は文化の向上発展に特に顕著な業績を示し、和歌山県の誇りに値すると認められる方を表彰するものです。
    神崎教授は、優れた生物学者としての功績はもちろんのこと、人材育成のためのアウトリーチ活動の積極的な実施や、先端研の所長として先端研の学際性を活用した、自治体との包括連携を通して地域社会の問題解決への取り組みや、誰も取り残されることのない環境を構築する「インクルーシブデザインラボ」の創設などを推進しています。
    これらの活動が『和歌山で育まれた「生かせいのち」の世界観のもと、課題が複雑化する現代こそ、柔軟で多様性のある解決法の重要性を説き、高い精神性と倫理性による「誰も取り残さない」課題解決の実現に向けて、世界に名だたる研究功績をあげ続ける氏は、まさに本県が世界に誇るべき存在である。』と評価され、今回の受賞となりました。

    【受賞のコメント】
    令和2年度「和歌山県文化賞」を賜り、たいへん光栄にそして誇りに思います。わたしは、紀の川の水が清く流れ、霊山高野を南に臨む高野口に育ちました。長年、大学において生物の知能を最先端の生物学、ロボット工学、コンピュータ科学を融合した学際分野から研究してきました。新しい未来には、さらにアートや宗教をも包摂した高い精神性と倫理性ある視座を持つことが大切です。故郷はそのような視座の重要性を私に教えてくれました。神仏が宿る故郷のこころ、和のこころで、多様な人々が幸せに、そして自然が豊かになる未来づくりに貢献できるよういっそう励んでいきたいと思います。

  • 仁坂和歌山県知事(右)による文化賞の授与

  • 受賞者を代表してあいさつを行う神崎教授

  • 令和2年度和歌山県文化表彰受賞者 集合写真

(写真提供:和歌山県)

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