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2月21日 第7回先端研セキュリティ・セミナーを開催

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2019年5月10日

2月21日に、第7回先端研セキュリティ・セミナーが開催されました。日本学術振興会・外国人特別研究員として立命館大学で研究中のマリア・シャギーナ博士(Dr. Maria Shagina, JSPS Postdoctoral Research Fellow at the College of Policy Studies, Ritsumeikan University)をお招きし、"International sanctions response to the Ukraine crisis: Asian perspective(ウクライナ危機に対する各国の制裁の対応:アジアの視野)"と題した講演を開催しました。
 
ウクライナ出身でスイスのルツェルン大学で博士号を取得し、英国や北欧などで研究活動を行ってきたシャギーナ博士は、ウクライナ危機に関連した日本の対露制裁について、日本固有の事情・背景の上で、他のアジア諸国と比較して検討・評価しました。
 
池内恵教授の司会による討論では、ロシア外交や東欧政治、あるいは国連制裁の専門家からのコメントと質疑応答によって議論が詳細に深められました。対東欧外交に従事した外交官や、ロシア・東欧及び欧米の対露政策を取材してきたジャーナリストも加わり、議論はセミナーの終了後も長く続きました。
 
今回の先端研セキュリティ・セミナーは、国際的に第一線で活躍する若手研究者と実務家に協議とネットワーキングの場を提供することで、安全保障に関するアジェンダセッティングの場を創出する試みと言えます。
  • シャギーナ博士
  • 会場の様子
  • シャギーナ博士と池内教授

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