鮎川ぱてさん(稲見・門内研究室D2)がロンドンの展覧会『Feel the Sound』参加作家に選出、出品
- 先端研ニュース
2025年6月11日
稲見・門内研究室 博士後期課程2年の鮎川ぱてさん(工学系研究科先端学際工学専攻)が、ロンドンのバービカンセンターで開催される企画展『Feel the Sound』の参加作家に選出され、国際共同作品「UN/BOUND」を発表しました。同作の歌唱には、鮎川さんが結集した東京大学と東京藝術大学の学生たちによるチームが参加しました。
なお同展には、日本からは細井美裕、坂本龍一、真鍋大度、スズキユウリ、鮎川ぱて(敬称略)の5人が参加しています。
【発表作品】
TRANS VOICES, ILĀ & MONOM, with contribution from Patty Ayukawa「UN/BOUND」
【鮎川さんのコメント】
24年3月にバービカンセンターのキュレイターチームと稲見・門内ラボで面会したのが1年2ヶ月前。関係者から「大抜擢だ」と聞いていましたが、その後最近になって、敬愛する坂本龍一さんと名前を並べていただけることを知りました。この機会をいただけたことを心より光栄に存じます。
稲見・門内研の掲げる「身体情報学」と、 ILĀさんらTRANCE VOICESの身体情報学が共鳴した結果が本作品です。稲見昌彦教授、門内靖明准教授をはじめ、ラボ内での議論を経てたくさんのヒントをくださったラボメンバーの皆様と、有形無形の協力をくださったすべての方に感謝いたします。
同展覧会は、2026年、東京・高輪に開館するMoN Takanawa: The Museum of Narrativesへの日本巡回を予定しています。その折にもぜひご高覧いただけますと幸いです。
【展覧会情報】
『Feel the Sound – An Exhibition Experience on a Different Frequency』
バービカンセンター(ロンドン、イギリス)
2025年5月22日~8月31日
https://www.barbican.org.uk/our-story/press-room/barbican-announces-feel-the-sound-an-exhibition-experience-on-a-different