瀬川浩司教授にシニアリサーチフェローの称号授与
- 先端研ニュース
2026年4月16日
4月1日、瀬川浩司教授に東京大学先端科学技術研究センターのシニアリサーチフェローの称号が授与されました。
瀬川シニアリサーチフェローは、低炭素社会の実現に向け、有機系太陽電池の研究を進め、次世代太陽電池の高効率化と実用化に貢献してきました。特に、近赤外光を吸収できる新材料の研究を進めるとともに、ジシアノメチレン化合物と酸化チタンの化学反応によって生じる界面錯体に着目し、可視から近赤外領域にわたって幅広く光を吸収する新型太陽電池の創製に成功しています。さらに、光強度に依存しやすい太陽電池の出力変動を抑えるため、蓄電機能を内蔵したエネルギー貯蔵型色素増感太陽電池の開発にも取り組んでいます。近年は、有機金属ハライドペロブスカイト太陽電池の研究に注力し、逆構造型ペロブスカイト太陽電池において27.2%の光エネルギー変換効率を実現するとともに、オールペロブスカイトタンデム太陽電池やペロブスカイト/CIGSタンデム太陽電池においても、世界トップレベルの研究成果を報告しています。

- 杉山正和所長(左)と瀬川浩司シニアリサーチフェロー(右)

