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鈴木大河さん(稲見・門内研究室D2)、王菡琳さん(稲見・門内研究室M2)が国際会議Augmented Humans 2026でそれぞれ"Best Paper Award"、"Best Student Paper Honorable Mention"を受賞

  • 受賞

2026年4月21日

2026年3月16日~19日に沖縄で開催された人間拡張に関する国際会議Augmented Humans 2026において、鈴木大河さん (博士2年/稲見・門内研究室) らの論文が"Best Paper Award"を、また王菡琳さん(修士2年/稲見・門内研究室)らの論文が"Best Student Paper Honorable Mention"を受賞しました。

  • 左から鈴木大河さん、王菡琳さん
  • 左から鈴木大河さん、王菡琳さん

【鈴木大河 受賞対象】
"Induced Human-Driven Actuation: Controlling Timing of Human Movement via Constraint-Release Mechanism"

【著者】
鈴木大河、松原晟都、前川和純、村井昭彦、稲見昌彦

【概要】
本研究は、ダイナミックな運動スキルにおいて、人が運動を行い、機械がそのタイミングを担う新たな人間拡張の枠組みInduced Human-Driven Actuation (IHDA)を提案するものです。そのケーススタディとして、EMSによる運動の拘束・解放を用いた投擲システムを実装し、投擲におけるリリースタイミングを機械が制御することで、動作そのものは人が担いながらも目標距離に応じた投げ分けを実現する事例を示しました。

【受賞コメント】
この度、Augmented Humans 2026においてBest Paper Awardを受賞いたしました。
本研究では、ダイナミックな運動スキルにおいて、人が運動そのものを担い、機械がそのタイミングを担う新たな人間拡張の枠組みである Induced Human-Driven Actuation(IHDA)を提案しました。ケーススタディとして、EMSによる運動の拘束・解放を用いた投擲システムを実装し、機械がリリースタイミングを制御することで、人が動作主体でありながら目標距離に応じた投げ分けを実現できることを示しました。
本研究の遂行にあたり、多大なるご指導を賜った稲見昌彦教授、貴重な議論を重ねてくださった共著者の皆さま、そして日頃より温かい支援をいただいている研究室の皆さまに、深く御礼申し上げます。

【王菡琳 受賞対象】
"A Design Framework for Virtual Space based on Spectral Relationships"

【著者】
Hanlin Wang, Hirosuke Asahi, Rose Shao, Kunihara Sakurada, Hiroto Saito, Jiayi Xu, Kenshin Kondo, Takeru Tokoro, Masahiko Inami

【概要】
従来のVRシステムは、個別に分離された固定的な世界と、それらの間を移動する離散的な遷移に依存しており、連続的な空間体験の構築を制限していました。本研究では、仮想空間に非空間的な「周波数」軸をメタファ的に導入するフレームワーク「Spectral Space」を提案します。この軸に沿ってオブジェクトの知覚的強度を変化させることで、複数の世界を同一空間上に共存させ、滑らかに重なり合う中間的な空間を生成することが可能になります。プロトタイプの実装およびユーザスタディの結果、Spectral Spaceは没入感や自己位置の把握を維持しつつ、利用可能な空間の拡張や探索行動の促進に寄与することが示されました。本研究は、仮想世界の設計および体験のあり方に新たな可能性を提示するものです。

【受賞コメント】
この度、Augmented Humans 2026においてBest Student Paper Honorable Mentionを受賞いたしました。
本研究では、多層化されたバーチャル空間のフレームワークを提案し、その中でのデザインスペースの拡張可能性を検証しました。
本成果は、共著者の皆様、日頃より支えてくださっている研究室の皆様、そして有意義な議論を重ねてくださった研究者の皆様のお力添えによるものです。心より感謝申し上げます。

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