仁坂吉伸フェローが令和8年春叙勲 旭日大綬章を受章
- 受賞
2026年5月21日
仁坂吉伸氏は、1974年に東京大学経済学部を卒業後、通商産業省(現・経済産業省)に入省し、同省幹部、駐ブルネイ日本大使を歴任した。その後その豊かな経歴と実直な人柄が推挙されて、2006年に和歌山県知事に初当選し、4期16年間にわたって和歌山県政を牽引した。以下、氏の受賞の喜びの言葉を掲げる。
【受章コメント】
5月12日、皇居に伺って、天皇陛下から、旭日大綬章をいただきました。大変光栄であります。心から感謝を申し上げたいと思います。
旭日章ですから、政治家としての功績が認められてということになりますが、政治家と言っても、選挙で選ばれたのですから政治家と言えばその通りですが、同じ政治家でも、議員を立派にお務めになられた方は、その方個人が様々なご活躍をされた功績への叙勲ですが、私の場合は、和歌山県知事としての功績ですから、県庁のすべての職員の協力がなければあり得なかったし、和歌山県民すべてのご協力があって初めてありえたことだと思います。したがって、私が知事でいたあの時の和歌山県政全体がお褒めに与ったという訳ですから、その意味で、素直にうれしく思います。言わば、和歌山県の皆さんとのいわば共同受賞にほかなりませんから、和歌山県民の皆様と喜びを分かち合いたいと思っています。有り難うございました。
知事を退職してからかれこれ3年半になります。退職したものが元の組織の現在のありように口を突っ込むのはよろしくないと思っていましたので、現在の和歌山県政には、一切批判めかしいことは言わず、「口利き」になりそうなこともしないように心掛けていますが、和歌山県民には何か恩返しをと思い、和歌山研究会という組織を作って、HPで時局に関するメッセージを発出したり、一流の識者に来ていただいて講演型の勉強会を和歌山で開催したりしています。その間、私が最も名誉に感じていることが、東京大学先端科学技術研究センターのフェローにしていただいたことであります。心から感謝申し上げます。今の所それほど貢献しているという気がしなくて申し訳ありませんが、先端研のインターデシプリナリーな研究に、私が長い間の公職で得た、社会の「現場の経験値」がお役に立てばと思っています。喜んで貢献させていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

- 仁坂吉伸フェロー

