神崎研究室(生命知能システム)で ひらめき☆ときめきサイエンスを開催
- 先端研ニュース
2020年1月28日
2019年12月21日(土)に科学研究費助成事業 ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~「ロボットで探る昆虫の感覚と脳と行動の不思議」を、神崎研究室(生命知能システム分野)にて開催しました。
この事業は、子どもたちが大学で行われている最先端の研究にふれることで、科学のおもしろさを感じてもらうことを目的としたプログラムで、今年度より科学研究費補助金(研究成果公開促進費)での助成事業となりましたが、神崎研究室では、昨年度までの日本学術振興会委託事業としての開催も含め、今回で12回目となりました。
全国から集まった28名の中高生が、講義とカイコガを用いた行動実験、筋電ゲームの操作などを通して、昆虫のもつ優れた能力、その能力を活用した最新の研究内容や動物の多様な環境世界について学びました。普段見学することのできない貴重な実験施設、風洞の見学も行い、大変好評でした。
また、聴覚障害や四肢障害をもつ中高校生の参加に加え、障害を持ちながら研究を続けている並木重宏特任准教授がスタッフとして対応したことで、参加者にとっては社会における多様性を身近に感じるよい機会ともなりました。

神崎教授による講義と手話通訳

行動実験

脳の観察