1. ホーム
  2. ニュース
  3. 先端研ニュース
  4. 西成活裕教授が第10回藤原洋数理科学賞大賞を受賞

西成活裕教授が第10回藤原洋数理科学賞大賞を受賞

  • 受賞

2022年2月9日

西成活裕教授(数理創発システム分野)が第10回藤原洋数理科学賞大賞を受賞しました。
同賞は、現実社会に有益な応用を有する数学の理論を構築した研究者、あるいは社会の発展のために有用な数学の応用を見出した研究者とその業績に対し授与されるものです。2022年1月15日の授賞式で西成教授は受賞研究講演を行う予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い授賞式は残念ながら中止となりました。

  • 西成教授
  • 【受賞研究について】
    大賞受賞のタイトルは「群集マネジメント理論とその社会実装」である。数理科学を基盤とし、群集の安全で効率的な移動を総合的にマネジメントする新分野を切り拓いた業績が評価された。群集を計測したデータを元にシミュレーションによってリスクを予測し、その低減のための群集制御を行うまでの流れを、科学的かつ実践的に行うしくみを構築した。

    【受賞コメント】
    約四年前からオリパラの組織委員会にて、群集マネジメント理論を活用して開催の準備をしてきました。しかし残念ながら無観客となり、だいぶ落ち込みました。しかしその後、人の混雑研究でイグ・ノーベル賞を頂き、続けて栄誉ある本賞も頂いて、喜びもひとしおです。

ページの先頭へ戻る