岡島悟助教が2022年度日本気象学会山本賞を受賞
- 受賞
2022年9月29日
岡島悟助教
- 2022年9月18日(日)、岡島悟助教(気候変動科学分野)が2022年度日本気象学会山本賞を受賞しました。同賞は、公益社団法人日本気象学会より優秀な論文を発表した新進の研究者・技術者に授与されます。
【研究題目】
移動性擾乱の活動と平均場との相互作⽤における⾼低気圧性渦の寄与分離⼿法の開発【受賞対象論文】
- 著者名:
- Okajima, S., H. Nakamura, and Y. Kaspi
- タイトル:
- Cyclonic and anticyclonic contributions to atmospheric energetics
- 雑誌名:
- Scientific Reports
- DOI :
- 10.1038/s41598-021- 92548-7
【受賞のコメント】
この度は、日本気象学会より山本賞という名誉ある賞を頂き、大変嬉しく感じております。今回の受賞対象となった論文は、私の博士論文の中心的な部分であり、博士課程の間、研究内容に関する指導だけでなく、研究者として成長出来るように私を導いて下さった指導教員の中村尚教授はもちろん、日頃より励ましの言葉を下さると共に、研究について有益なコメントを下さる研究室の方々をはじめ、数多くの方々なくしては、今回の受賞はありませんでした。心より感謝申し上げます。
山本賞は新進の研究者・技術者に対する顕彰であり、今後の大気海洋結合系のさらなる理解、そして気象学のさらなる発展への貢献をこれから為さなければならないと身の引き締まる思いであり、今後もより一層精進して参る所存です。
- 授賞式の様子
【関連リンク】