1. ホーム
  2. ニュース
  3. 先端研ニュース
  4. 「海と希望の学園祭 in Kamaishi」が開催されました

「海と希望の学園祭 in Kamaishi」が開催されました

  • 先端研ニュース

2022年11月11日

11月5日、6日の両日、岩手県釜石市で三陸の海に関するイベント「海と希望の学園祭 in Kamaishi」(主催:釜石市、共催:東京大学大気海洋研究所、東京大学社会科学研究所、東京大学先端科学技術研究センター)が初めて開催されました。

5日は同市の野田武則市長の挨拶後、3所長が壇上に立ちました。

大海研の河村知彦所長は「三陸の海、日本の海ー海は希望の宝庫」と題し、三陸沿岸の湾の位置や形状などに触れながら、三陸の多様な海洋生態系や日本列島沿岸の複雑な海洋構造などについて説明。
希望と社会の関係を社会科学の観点から総合的に考察する「希望の社会科学(希望学)」で、同市において調査、研究を行った社研の玄田有史所長は「海と希望のこれまで。そしてこれから。」というテーマで、希望とは何かを語りました。
最後に、先端研の杉山正和所長が「カーボンニュートラルによる地域活性化」と題し、地元企業などと共に取り組んでいる釜石湾の湾口防波堤に設置された波力発電の実証実験などについて話しました。

その他に、パネルディスカッションや海の生物に触れるワークショップなどが行われました。また、大海研の大土直哉助教が発見したモガニ属の「オオヨツハモガニ」と三陸鉄道の車両のバルーンアートも飾られ、会場を彩りました。

  • パネルディスカッション「海と希望のまち釜石」

    パネルディスカッション「海と希望のまち釜石」

  • 海の生物に触れるタッチプール

    海の生物に触れるタッチプール

  • 会場に飾られたバルーンアート

    会場に飾られたバルーンアート

ページの先頭へ戻る