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繰り返し配列のDNAがヘテロクロマチン化される仕組みを解明
~40年来の謎に答える新しいモデルを提唱~

  • 研究成果

2023年1月13日

東京大学先端科学技術研究センターの油谷浩幸シニアリサーチフェローと理学系研究科の稲垣宗一准教授、角谷徹仁教授、北海道大学大学院理学研究院の村上洋太教授及び浅沼高寛学術研究員らの研究グループは、真核細胞において繰り返し配列のDNAが選択的にヘテロクロマチン化される仕組みの一端を明らかにすることに成功しました。

繰り返し配列によるヘテロクロマチン形成は生物種を問わず様々な生命現象に関与しており、例えばヒトにおいてもその不具合によって発症する病気があることが知られています。そのため、そのメカニズムの解明は真核細胞のもつ根本的な仕組みの理解のみならず、今後ヒトにおける病気の治療法の探索にも有用であると考えられます。

本研究成果は、2022年12月20日(火)公開のGenes & Development誌にオンライン掲載されました。

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