菅裕明教授の「ウルフ賞」受賞につきまして

本学の菅裕明教授がウルフ賞（化学部門）を受賞されました。ウルフ賞は、ウルフ財団（イスラエル）によって、優れた業績をあげた科学者、芸術家に与えられる賞です。菅先生は2003年4月から2010年まで先端科学技術研究センターで准教授・教授を務められ、非天然のアミノ酸を含む「特殊ペプチド」という医薬品の候補物質の合成技術を独自に開発されました。また、その研究成果を社会に還元すべく、2006年にはペプチドリーム株式会社を創設され、産学連携も推進されました。現在も先端研のケミカルバイオテクノロジー分野を担当されています。

この度のご受賞を心よりお祝い申し上げますとともに、先生のご健勝と益々のご活躍を祈念しております。