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児玉龍彦教授がネイチャーの「今年の10人」に!

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2011年12月22日

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福島県で除染活動の支援に取り組んでいる児玉龍彦教授(システム生物医学)が、英科学誌ネイチャー(12月22日付)の「科学に影響を与えた今年の10人」に選ばれました。ネイチャーの記事では、児玉教授が南相馬市の教育委員会と連携し、科学者の立場から効果的な除染対策を提言したことなどが紹介されています。
 児玉教授の「南相馬市教育委員会支援プロジェクト」は、東京大学の「東日本大震災に関する救援・復興支援室」の登録プロジェクト。児玉教授は、現在も福島県に週1、2回通って、支援を行っています。
 12月17日にも福島第一原発20キロ圏内に入り、双葉町の常磐自動車道開口部の放射線量調査を行ったり、南相馬市の幼稚園で除染のアドバイスをしました。


児玉龍彦教授のコメント

 現在本務のがん治療創薬研究のためアメリカ出張中で、詳しいことはわかりませんが、大変驚いております。福島の放射線による健康被害に対して予防原則が大事であること、また非常に複雑な立場におかれている住民の皆さんのためには、科学者が現場に入って、住民の判断を支援していくことが大事だと思っておりま す。


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常磐自動車道開口部の放射線量の調査をする児玉龍彦教授(右)=12月17日、双葉町

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南相馬市の住民との懇談会で、除染のアドバイスをする児玉龍彦教授=12月17日、南相馬市
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