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フランス国立科学研究センターとの包括協定を締結しました

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2012年6月5日

図1
署名をする先端研の中野義昭所長(左)とCNRSのSchmidt-Laine所長

去る5月24日、フランスの国立科学研究センター(CNRS)と先端研との次世代太陽光発電技術を中心とした新エネルギー研究開発に関する包括的連携協定を締結、 先端研において協定書署名式を行いました。

フランスからは、CNRS・INSIS (Institut des Sciences de l'Ingenierie des Systemes)所長 Mme. Claude Schmidt-Laineを団長とする代表団13名が来訪、署名式に参加しました。 冒頭、中野義昭所長より日本側代表として拠点設立に対するCNRSと理解と協力への謝意と、あわせて、今後、本拠点の活動が太陽光発電にとどまらず、 バイオマス、水素なども包含した総合的新エネルギー分野協力に発展させる方向との展望が述べられました。 これに対しフランス側代表であるSchmidt-Laine所長からは、東日本大震災以降、特に新エネルギー技術への期待が急速、 かつこれまでになく高まる中で、本協定の締結は極めて意義深く喜ばしいこととのコメントがありました。

署名式後の昼餐会では、日仏ともに自国の学生・若手研究者の内向き志向が顕著であり、 若手研究人材の交流促進が日仏共通の重要な課題であるとの点で多くの参加者の関心が一致し、熱心な対話が続けられました。 今後、本拠点を中心とした連携活動がこうした状況の改善に貢献することが期待されます。


図2
13号館前で協定式参加者がそろって記念撮影

図3
昼餐会では若手研究者の人材育成について意見を交わした
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