展示説明や理科教室で若手研究者が大活躍!
- 先端研ニュース
2012年6月14日
キャンパス公開では、学生や助教などの若手研究者が大活躍しました。研究の合間を縫って準備にあたり、 当日は日頃の研究活動で鍛えたプレゼン能力をいかんなく発揮して、来場者からの鋭い質問にも丁寧に回答。 若手研究者が中心となって企画や運営にあたった理科教室も好評を博しました。
中村・竹川研究室(気候変動科学)の武樋蕗子さん(理学系研究科地球惑星科学専攻修士2年)は、 展示会場の準備や当日の展示の説明にあたりました。武樋さんは、「高校生には分かりやすく噛み砕いて、 ある程度知識がある方にはそれを前提に少し専門的な解説も加えた」といい、 来場者の反応を見ながら臨機応変な対応を心がけたそうです。武樋さんは、「自分の知識を再確認する良い機会にもなったし、 たくさんの人が地球温暖化や異常気象に関心を寄せてくれているということが分かってうれしかった」と2日間を振り返りました。
宮山研究室(化学認識機能材料)は、「公の場なのできちんとした服装で」との方針で、 学生も含めて全員がスーツ着用で見学者に対応しました。たくさんの企業関係者や中高生が研究室を訪れ、 北中佑樹研究員は、「熱心にメモを取ったり質問してくれて、やりがいがあった」と話しました。
岡田研究室(新エネルギー)の星井拓也助教は、「オリジナル太陽光電池をつくろう」をテーマに、 理科教室を開催しました。忙しい研究の合間を縫って、「基板に導電性インクで好きなように電極を描いてもらう」という企画を練り、 既製の太陽電池の電極を取り除いた基板を人数分準備しました。駒場の実験室には電極を取り除く道具がなかったため、 2週間、毎日のように本郷キャンパスへ通いました。午前10時から深夜まで作業に追われる日もあるなど大変でしたが、 「楽しんでもらえたようで良かった。こうした活動は研究者としても大事なことだと思うので、 これからも力を入れていきたい」と星井助教は話しています。今回のユニークな理科教室が評判となり、 星井助教には独立行政法人「国際交流基金」から海外の子どもたち向けに理科教室を開催してほしい、 との依頼も舞い込んだということで、8月上旬には、トンガ、ニュージーランド、フィジーで同様の理科教室を開催する予定です。

展示内容を説明する中村・竹川研の修士2年、武樋蕗子さん(右)

高校生の説明にあたる宮山研究室の北中佑樹研究員(左)

理科教室で説明する岡田研究室の星井拓也助教(中央)
中村・竹川研究室(気候変動科学)の武樋蕗子さん(理学系研究科地球惑星科学専攻修士2年)は、 展示会場の準備や当日の展示の説明にあたりました。武樋さんは、「高校生には分かりやすく噛み砕いて、 ある程度知識がある方にはそれを前提に少し専門的な解説も加えた」といい、 来場者の反応を見ながら臨機応変な対応を心がけたそうです。武樋さんは、「自分の知識を再確認する良い機会にもなったし、 たくさんの人が地球温暖化や異常気象に関心を寄せてくれているということが分かってうれしかった」と2日間を振り返りました。
宮山研究室(化学認識機能材料)は、「公の場なのできちんとした服装で」との方針で、 学生も含めて全員がスーツ着用で見学者に対応しました。たくさんの企業関係者や中高生が研究室を訪れ、 北中佑樹研究員は、「熱心にメモを取ったり質問してくれて、やりがいがあった」と話しました。
岡田研究室(新エネルギー)の星井拓也助教は、「オリジナル太陽光電池をつくろう」をテーマに、 理科教室を開催しました。忙しい研究の合間を縫って、「基板に導電性インクで好きなように電極を描いてもらう」という企画を練り、 既製の太陽電池の電極を取り除いた基板を人数分準備しました。駒場の実験室には電極を取り除く道具がなかったため、 2週間、毎日のように本郷キャンパスへ通いました。午前10時から深夜まで作業に追われる日もあるなど大変でしたが、 「楽しんでもらえたようで良かった。こうした活動は研究者としても大事なことだと思うので、 これからも力を入れていきたい」と星井助教は話しています。今回のユニークな理科教室が評判となり、 星井助教には独立行政法人「国際交流基金」から海外の子どもたち向けに理科教室を開催してほしい、 との依頼も舞い込んだということで、8月上旬には、トンガ、ニュージーランド、フィジーで同様の理科教室を開催する予定です。

展示内容を説明する中村・竹川研の修士2年、武樋蕗子さん(右)

高校生の説明にあたる宮山研究室の北中佑樹研究員(左)

理科教室で説明する岡田研究室の星井拓也助教(中央)