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国際宇宙ステーションに滞在するヒト型コミュニケーションロボットを開発

  • 先端研ニュース

2013年4月15日

先端研と株式会社ロボ・ガレージ、株式会社電通、トヨタ自動車株式会社は、宇宙航空研究開発機構の協力のもと、 2013年夏から国際宇宙ステーションに滞在するヒト型コミュニケーションロボットの共同研究“KIBO ROBOT PROJECT”を進めています。 現在、同プロジェクトでは、ロボットを宇宙に打ち上げるために必要な審査・実験を行っており、まもなく完成する予定です。
また、開発中のロボット2体の名前が応募総数2452件(のべ1226人)の中から決定しました。 宇宙用ロボットの名は「KIROBO(キロボ)」、地上用ロボットの名は「MIRATA(ミラタ)」。 2体あわせて「未来への希望」につながるように、との想いが込められています。
「KIROBO」は2013年夏に国際宇宙ステーションに向けて打ち上げられた後、 同年冬日本人初の国際宇宙ステーション船長となる若田光一JAXA宇宙飛行士と対面し、 世界で初めてとなる“宇宙における人とロボットとの対話実験”を実施する予定です。また「MIRATA」は、 「KIROBO」のバックアップとして活用したり、子供たちを対象とした教育活動イベント等に参加します。
同プロジェクトの高橋智隆特任准教授は 「人とロボットがコミュニケーションしながら共生する未来ヴィジョンを世界に向けて発信したい」と話しています。

  • KIROBO

    宇宙用ロボット「KIROBO」

  • MIRATA

    地上用ロボット「MIRATA」

各ロボットの仕様
■本体寸法 : 身長約34 cm 全幅約18 cm 奥行き約15 cm
■重量 : 約1,000 g
■発話言語 : 日本語
■主要装備 : 音声認識、自然言語処理、音声(発話)合成、情報通信機能、 コミュニケーション動作、顔認識カメラ、記録用カメラ、ほか

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