石川県で再生エネルギーへの関心を高めるフォーラム 西村所長ら参加
- 先端研ニュース
2013年4月26日
先端研が連携協定を結んでいる石川県の県地場産業振興センター(金沢市)で4月26日、「エネルギースマートゾーンフォーラム」が開かれ、 先端研の西村幸夫所長と岡田至崇教授が参加しました。フォーラムは再生可能エネルギーや省エネルギーに対する関心を高めることを目的に開催され、 石川県企業関係者など140名が詰めかけました。
フォーラムで、谷本正憲石川県知事は「先端研との連携活動が県内企業の研究開発の加速につながっており、着実な成果が出ている」と挨拶をし、 西村所長は昨年3月に締結された「石川県及び財団法人石川県産業創出支援機構と国立大学法人東京大学先端科学技術研究センターとの連携協力に関する協定」に基づき、 これまで実施してきた取り組みの成果と今年度の活動予定について紹介しました。
岡田教授は、「再生可能エネルギー関連の最先端技術について」と題して主に風力発電、太陽光発電についての最新動向について基調講演を行いました。 また、岡田教授は、石川県地場産業振興センターの本館・新館をつなぐ渡り廊下にて実証展示が行われている「多接合太陽電池(中野研究室)」、 「量子ドット太陽電池(岡田研究室)」、「色素増感太陽電池(瀬川研究室)」についても紹介しました。
今後、先端研と石川県はさらに共同研究を進める予定で、今秋からは新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)事業の一環として、 石川県工業試験場とも連携して色素増感太陽電池の発電能力や耐久性についての実証試験を開始することになっています。

フォーラムにて挨拶をする西村所長

実証展示されている太陽電池を視察する
谷本正憲石川県知事(左)、西村所長(中)、岡田教授(右)
フォーラムで、谷本正憲石川県知事は「先端研との連携活動が県内企業の研究開発の加速につながっており、着実な成果が出ている」と挨拶をし、 西村所長は昨年3月に締結された「石川県及び財団法人石川県産業創出支援機構と国立大学法人東京大学先端科学技術研究センターとの連携協力に関する協定」に基づき、 これまで実施してきた取り組みの成果と今年度の活動予定について紹介しました。
岡田教授は、「再生可能エネルギー関連の最先端技術について」と題して主に風力発電、太陽光発電についての最新動向について基調講演を行いました。 また、岡田教授は、石川県地場産業振興センターの本館・新館をつなぐ渡り廊下にて実証展示が行われている「多接合太陽電池(中野研究室)」、 「量子ドット太陽電池(岡田研究室)」、「色素増感太陽電池(瀬川研究室)」についても紹介しました。
今後、先端研と石川県はさらに共同研究を進める予定で、今秋からは新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)事業の一環として、 石川県工業試験場とも連携して色素増感太陽電池の発電能力や耐久性についての実証試験を開始することになっています。

フォーラムにて挨拶をする西村所長

実証展示されている太陽電池を視察する
谷本正憲石川県知事(左)、西村所長(中)、岡田教授(右)