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2015年3月の先端研

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2015年3月31日

今年の先端研の桜です。

三月1
3月26日・2月27日異才発掘プロジェクト「ROCKET」トップランナー講義を開催

中邑研究室(人間支援工学)と日本財団による異才発掘プロジェクト『ROCKET』のトップランナー講義が行われました。2月27日に行われた元陸上選手の為末大特任研究員による第2回の講義では、座学の後グラウンドに出て“走り”の授業が行われました。第3回の3月26日(木)は、渋滞学の西成活裕教授(数理創発システム)でした。それぞれ講義の様子は報道陣にも公開されました。

授業の様子

元陸上選手の為末特任研究員による「走り」の授業

講義の様子

西成教授による「渋滞」についての講義

3月20日 福井県にてブローホール波力発電システム見学と勉強会を開催

3月20日、北陸電力と石川エネの会かなざわによる第11回見学会(第25回学習会)が福井県で開催され、飯田誠特任准教授(エネルギー環境)によるプロジェクト「ブローホール波力発電システム」の見学と勉強会が開催されました。飯田特任准教授は、世界で初めて岩盤掘削式によるブローホールを実現した実証研究施設の前で設備等について説明をした後、織田コミュニティーセンターにて講義・解説を行いました。

見学の様子

ブローホール波力発電システム見学の様子

講義風景

見学後の講義風景。みなさんとても熱心でした。

3月16日 研究成果:自閉スペクトラム症者の特異な知覚世界を体験することのできる、ヘッドマウントディスプレイ型知覚体験シミュレータを開発

熊谷晋一郎特任講師及び綾屋紗月特任研究員(バリアフリー)は、大阪大学の長井志江特任准教授らとの共同研究で、自閉スペクトラム症者の特異な知覚世界を体験することのできる、ヘッドマウントディスプレイ型知覚体験シミュレータを開発しました。3月16日大阪大学にて記者向けの体験シミュレータのデモを行いました。自閉スペクトラム症は、従来、社会的能力の問題と考えられてきましたが、近年の認知心理学研究や当事者研究により、その原因が社会性以前の感覚・運動レベルにあることが指摘されています。この研究の成果を応用することで、自閉スペクトラム症者の特異な知覚が彼らの社会性の問題にどのような影響を与えているのかを理解し、自閉スペクトラム症者にとって真に有益な支援法の提案が期待されます。

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三月6

シミュレータの説明を行う長井特任准教授
(写真提供:大阪大学工学研究科評価・広報係)

三月7  

熊谷特任講師
(写真提供:大阪大学工学研究科評価・広報係)

3月7日 一般公開シンポジウム「気候系のHot Spot」開催

気候変動科学分野では、中村尚教授が領域代表を務める文部科学省科学研究費補助金・新学術領域研究「気候系のHot Spot:熱帯と寒帯が近接するモンスーンアジアの大気海洋結合変動; (略称) 中緯度海洋と気候」の一般公開シンポジウムを、2015年3月7日(土)午後に先端研3号館南棟ENEOSホールにて開催しました。当日は冷たい小雨の降るあいにくの天候でしたが、報道関係者や一般の方々をはじめ60名程が来場しました。プロジェクトの中心的なメンバー9名から、日本や世界各地で起きている異常気象や気候変動の仕組みについて、中緯度の海の役割に着目した最新の研究成果がわかりやく紹介され、講演終了後には活発な質疑応答が行われました。また、シンポジウム終了後には、報道・出版関係者と研究者との懇談会も開かれました。

シンポジウム
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