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もうすぐキャンパス公開!「キャンパス公開2015:研究室公開」情報

  • 先端研ニュース

2015年5月25日

自由自在に量子を操る達人になる! [中村・宇佐見研究室]

量子情報物理工学

中村・宇佐見研

量子とはなんだろう? 非常に小さなスケールで起こる量子の出来事は日頃の生活ではなかなか見ることができません。私たち科学者にとっても量子の世界はいまだに謎だらけです。その謎をときほぐしつつ、量子の性質を生かした新しい道具、例えば量子コンピューターなどの開発に向けた研究をしています。光、マイクロ波、超伝導体、極小振り子など、様々なものに現れる量子の不思議、面白さ、その研究の魅力を紹介します。

微生物を利用したエネルギー変換  [橋本研究室]

インテリジェント材料学

橋本研

土の中に存在する電流生成菌を利用した、下水処理システムをご紹介いたします。既存技術と比較すると、汚水処理の過程で大きな電力が不要となるだけなく、少量ですが電気を取り出すことができます。実験室レベルでの「微生物燃料電池」を展示する予定です。

生物をつくっている分子の世界をコンピューターで見てみよう  [石北研究室]

理論化学

石北研

私たち生物を細かく見ていくと、他の物質と同じく、分子というとても小さな要素にたどり着きます。生物の中では分子はどのようにして働いているのでしょうか?私たちは、コンピューターを使って生物が生きているしくみを分子レベルで調べています。みなさんもぜひコンピューターと3Dメガネでその分子のかたちや動きを見てみてください。

有機系太陽電池で拓く未来のエネルギー [瀬川研究室]

エネルギー・環境

瀬川研

クリーンで無尽蔵な太陽光エネルギーを低コストで電気に変換できる次世代太陽電池の研究に取り組んでいます。色素で発電する太陽電池、新素材を使った新しい機構で発電する太陽電池、普通の太陽電池と異なり暗所でも発電することができるように、光があたっている時に太陽電池内部に充電できる新しい構造を持つ太陽電池などいろいろな有機系太陽電池について紹介します。

ナノテクノロジーで次世代太陽電池を開拓する [岡田研究室]

新エネルギー

岡田研

岡田研究室では、超高効率太陽電池の実現に向け、高度な半導体結晶成長技術を利用した新規材料の開発と、それらの太陽電池への応用を研究しています。新しい希釈窒化物半導体材料を用いた多接合太陽電池や、量子ドットや表面テクスチャ・ナノ構造を導入した次世代の高効率太陽電池に関する研究成果を紹介します。

地域らしさでまちを育てる -地域資源を活かした持続可能なまちづくりの探求-[西村研究室]

都市保全システム

西村研

皆さんはどんなまちに魅力を感じますか? 風情ある町並み、生活感あふれる路地やまちかど、お祭りの賑わい… 私たちは、それらが織りなす「地域らしさ」を理解し、守り、活かしながら、より豊かな営みへとつなげるための方法論を探求しています。各地での実践から得られた「まちづくり」のアイデアと成果をご紹介します。

お天気と大気環境の科学[中村・小坂研究室]

気候変動科学

中村・小坂研

中村・小坂研究室では、数値解析や観測など多角的な視点から気候や天候に関する研究を行っています。「日々のお天気をどのように予報しているのか?」「異常気象はどのように起こるのか?」「大気汚染物質はどのように運ばれるのか?」「地球温暖化で異常気象や大気汚染はどうなるのか?」 など、私たちが日頃気になっている大気の現象について、パネルや動画を用いて分かりやすく説明します。

学際的アプローチによる昆虫微小脳の理解 [神崎・高橋研究室]

生命知能システム

神崎・高橋研

小さな昆虫の頭の中にも小さな脳・微小脳があります・微小脳も私たちヒトの脳も同じ神経細胞から構成されているため、微小脳のしくみを知ることは、ヒトの脳を知ることにもつながります。行動学、神経生物学、遺伝子工学を駆使した「微小脳のしくみを知る」ための、そしてスーパーコンピュータやロボットを用いた「微小脳を再現する」ための私たちの取り組みについて紹介します。

バーチャルリアリティを体験してみよう! [廣瀬・谷川研究室]

生命知能システム

廣瀬・谷川研

バーチャルリアリティ技術を利用したデジタルミュージアムのデモンストレーションを行います。過去の博物館全域を空間アーカイブし、タブレット端末やHMDなどを使用してまるで現実の風景を見ているかのように移動,追体験できるコンテンツを展示します。また、体験型のインタラクティブなデモンストレーションに加えて、超高齢社会での応用に向けた最新のバーチャルリアリティ技術を公開します。

ICTによるスマートな社会の実現を目指して [森川研究室]

情報ネットワーク

「社会基盤としてのICT」と「エクスペリエンスとしてのICT」の2つの軸で未来を創るべく、基盤技術の開発とともにプロトタイプの実装も進めています。センサネットワーク、IoT(モノのインターネット)、実世界データ解析方式など、新世代の情報基盤実現に向けた研究開発の一端をご紹介します。

渋滞学 [西成研究室]

数理創発システム

西成研

渋滞は車、人、データ、在庫等様々な対象で共通に起こる現象で、大きな損害やストレスを招きます。西成研究室では、数理的な手法を用いて渋滞の解明と解消という目標に向かって研究しています。本キャンパス公開では、最新の研究成果をビデオ放映や展示によって分かりやすくご紹介いたします。

光ファイバレーザによる情報通信・センシング [山下研究室]

情報デバイス

山下研

安全安心な情報化社会の実現に応用することのできる種々の光ファイバレーザ光源の研究を進めています。ナノカーボン素子を用いた超短パルス光ファイバレーザ、超高速波長可変光ファイバレーザとその光CT(OCT)応用など、最近の成果を公開します。OCTシステムのデモも行います。

超高効率をめざした太陽光発電システム [中野・種村研究室]

情報デバイス

中野・種村研

人間の社会生活を持続可能なものとするためには、環境負荷を低減させることが不可欠だと考えられています。太陽光発電はその中でも大きな役割を担うべきものであり、一般への普及が急速に進んでいます。当研究室では、太陽光発電をより良いものとするために行われている、超高効率太陽電池セルや集光型太陽電池の研究についてご紹介します。

光を駆使して実現する最先端ものづくり [高橋研究室]

光製造科学

高橋・小谷研

我々がものを見るとき、その対象からやってくる光を見るわけですが、可視光波長を有していても、我々が決して見ることのできない光があります。そんな不思議な見えない光(エバネッセント光)を利用する新しいモノづくりを目指した研究をはじめ、先端光物理を駆使した次世代超解像(高感度)計測技術、次世代微細加工技術を紹介します。

ヒトを測る・ヒトを知る [小谷研究室]

光製造科学

私たちは光、電気、超音波などを用いた様々な手法でヒトの脳や心臓、血の巡りを計測し、得られた信号を数理的に解析・解釈することで福祉支援、予防医学など生活に役立てる技術開発を行っております。そこで、研究室公開では様々なヒトを計測および解析する技術の紹介を行います。

分子認識と生体イメージング [浜窪研究室]

計量生物医学部門

浜窪研

生体はどうやってウイルスなどの外敵やがん細胞などと戦っているのか。生体で起こっている戦いの最前線の姿が見えてきました。生体分子がお互いを認識し、反応を起こすありさまをX線構造解析、コンピュータシミュレーション、FRET顕微鏡,軟X線顕微鏡など最新の技術を開発して解析しています。生体で起こっている分子認識のあたらしい局面をご紹介します。

パーソナルゲノムにもとづいたがん医療 [油谷研究室]

ゲノムサイエンス

油谷研

ヒトゲノム全塩基配列が決定され、個人間に予想以上の多様性が存在することがわかってきました。ゲノムからの遺伝情報の読み出しにはDNAメチル化やヒストン修飾などの「エピゲノム」という修飾情報が重要な役割を果たしており、細胞の種類ごとにその制御が異なっています。高速シーケンサーなど最新の解析法による、医療応用を目指したゲノム・エピゲノム解析の成果を展示します。

メタボリックシンドローム ―記憶される生活習慣の科学― [酒井研究室]

代謝医学

酒井研

代謝医学では、メタボリックシンドロームの発症機序の解明と新しい治療法の開発を目標に研究を進めています。最近、エピゲノムによるゲノムの転写制御がメタボリックシンドロームに関連することが分かってきました。エピゲノムとは、DNAの塩基配列の変化を伴わず、環境などの後天的要因に修飾されて形成される遺伝情報です。エピゲノムと脂肪細胞の分化、メタボリックシンドロームに関する最新の研究結果をご紹介します。

新概念医用マイクロマシンと創造性教育 [生田研究室]

医用マイクロマシン

生田研

新原理、新発想を基盤としたバイオ用マイクロマシンと医用ロボットを中心に研究を進めています。直径10ミクロンの細胞手術用のナノロボットハンド、光駆動ナノマシン、再生医療用デバイス、能動カテーテルなど最新成果を動画とパネルで紹介します。学生が作ったナノ・マイクロアートの実物を、顕微鏡で観察できます。また、創造性教育のためおこなっている「たまご落としコンテスト」「バカゼミ」の様子も紹介します。

ダイナミックなDNAやRNAを診るための化学 [岡本研究室]

生命反応化学

岡本研

生命現象の根幹を担うDNAやRNAが、いつ、どこで、どのくらいの量がわれわれの体の中で働いているのか、その振る舞いを見たいと考えています。ダイナミックに変化するDNAやRNAを簡単に可視化できる化学反応を開発し、さらにはその技術を病気の診断や治療に役立てることを目指しています。研究成果の一端を紹介します。

生命現象に迫るための革新的テクノロジー開発 [谷内江研究室]

合成生物学

谷内江研

合成生物学分野(谷内江研究室)は2014年7月にスタートした新しい生命科学系の研究室です。私たちは、これまで観察不可能であった生命科学現象のベールを解くことを目指して、分子・細胞・細胞分化計測のための新しい実験・テクノロジーを開発しています。合成生物学、ゲノム編集、一細胞解析、データマイニングといったキーワードをもとに『生物の神秘』へと向かうビジョンを紹介します。

ことばと知識のバリアフリー ~当事者研究の広がり [福島研究室・熊谷研究室]

バリアフリー・当事者研究

熊谷研

私たちバリアフリー分野では「見えない・聞こえない世界を体験する盲ろう疑似体験コーナー」「当事者研究に関するシンポジウム」を通して、見る、聞く、感じる、行動する、伝える際に直面するバリアについて、みなさんと一緒に考えてみたいと思います。

身近なICTを応用したバリアフリー技術 [巖淵研究室]

支援情報システム

巖淵研

本研究室では、障害のある人や高齢の人に役立つ身近なICTを応用した支援技術の研究開発を行っています。読み書きに困難のある人向けに触った文章を読み上げる読書アプリ「タッチ&リード」、障害のある学生が試験時にICT機器を利用することを支援するツール「Lime」、3Dセンサーを用いて重度の身体障害のある人の微細な動きを検知する支援ツール「OAK」などを体験いただけます。

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