2016年度 ドイツ・ミュンヘン大学の学生来訪
- 先端研ニュース
2016年11月1日
9月12日、ドイツ・ミュンヘン大学の学生が先端研見学にやってきました。これは、東京大学とミュンヘン大学の交流プログラムの一環として毎年行われているもので、今回はミュンヘン大学の学部生・院生合わせて10名にコーディネーターを含む総勢11名が先端研を訪れました。
冒頭、経営戦略企画室より先端研概要の紹介を受け、その後、瀬川研究室(エネルギー・環境分野)及び巖淵研究室(バリアフリー・支援情報システム分野)の2研究室を見学しました。今年度参加した学生は当初とても静かな印象でしたが、各研究室での先生方の丁寧な説明を受け、研究内容に興味を引かれはじめた様子で、徐々に身を乗り出していき、質問も活発にするようになりました。見学を終え、先端研を後にする学生たちの満足気な様子が印象的でした。
東京大学はミュンヘン大学と交流協定を結んでおり、この交流プログラムはミュンヘン大学の学生が東京大学教養学部でドイツ語を学んでいる学生との交流を目的に来日し、1997年からほぼ毎夏継続的に実施されています。今回も、参加した学生の専攻は、化学、物理学、メディア情報学、経営学、独文学、考古学、経済教育学、図書学と多彩な分野に渡っていましたが、どんな研究分野の学生にも対応できる先端研の見学は、ミュンヘン大学のコーディネーターより常に好評価のフィードバックを頂いています。このような学生交流を通じ、先端研の存在が広く世界に知られる契機となるとともに、海外の学生たちにとっても異分野間研究への興味の発端になることが期待されます。