駒場リサーチキャンパス公開2017開催
- 先端研ニュース
2017年6月26日
2017年6月2日・3日、駒場リサーチキャンパス公開2017が開催されました。
お天気が危ぶまれましたが両日とも快晴となり、2日間で6,000人を超える多くの方にご来場いただきました。先端研設立30周年となった本年度のキャンパス公開では、例年行っている研究室公開のほか、さまざまなイベントやシンポジウムを行い、おかげさまで盛況となりました。
当日の研究室公開の様子1
当日の研究室公開の様子2
当日の研究室公開の様子3
先端研ポロシャツ、今年も
先端研では、毎年、キャンパス公開開催前年の秋から、若手研究者と事務スタッフを中心とした「キャンパス公開ワーキンググループ」を立ち上げ、ポスターやポロシャツなどのデザインや所内ディスプレイの検討、先端研オリジナルイベントの企画・運営などを行っています。
今年のチームポロシャツは、神崎亮平所長考案による30周年スペシャルデザイン!例年は複数色展開ですが、今年はターコイズ1色のみ。偶然にも来場者に配布するエコバッグと同じ色だったこともあり、来場者から公開場所を訊かれたスタッフも多かったようです。
事務部・企画調整担当チームでは、納品された先端研ポロシャツをディスプレイ
英国で開催されたHFSPの会議に出席した神崎所長は、ポロシャツをおみやげとして活用。右から3人目が神崎所長
オープニングセレモニー
6月2日に行われたオープニングセレモニー『社会ニーズと技術シーズの融合を実現するデザイン未来像』では、先端研ポロシャツを着用した神崎亮平所長が先端研の概要とキャンパス公開でのイベントを紹介。また、中邑賢龍教授(人間支援工学分野)は、講演『物や人から社会をデザインする』で「まんべんなくオールマイティである人を評価することをやめなければいけない」と話し、志あるユニークな才能を有する子どもたちとの「異才発掘プロジェクトROCKET」の取り組みと、これから目指したい方向の1つ「ROCKET ACADEMY」のイメージを紹介しました。
オープニングセレモニーで講演する神崎亮平所長
異才発掘プロジェクトROCKETの説明する中邑賢龍教授
先端研の助教たちによるクイズ大会開催!
先端研3号館エントランスには、バルーンアーティスト・須原三加さんによるカラフルなバルーン装飾がお目見え。この場所では、先端研若手研究者による『クイズ!先端研の研究を学ぼう』が開催され「知的財産王決定戦」「原子・分子マスター決定戦」「電磁波マスター決定戦」が行われました。小学校4年生以上の子どもたちのレベルの高さに圧倒されながらも、司会を務めた助教たちのコスプレマジックなのか、どの回も大盛況でした。
ナイスなトークを繰り広げた司会者たち
知的財産王決定戦
分子・原子マスター決定戦
電磁波マスター決定戦
熊本からのスペシャルゲストも!
先端研の分野横断型プロジェクト『震災アーカイブプロジェクト ディスカッション』では、熊本地震被災地の現地視察を行った研究者が、今後の活動につなげる議論を行いました。2017年4月10日に包括的連携に関する協定を締結した熊本県からは、スペシャルゲストが登場!くまモン体操ショートバージョンを披露していただき、会場の一体感がさらに高まりました。
震災と雇用について話す近藤武夫准教授
熊本からのスペシャルゲスト。バックには稲見研究室が制作した「VRくまモン」
そのほかにも『新しい栄養学:あかちゃんからがんまで』『共同創造(Co-production)の世界的動向と当事者研究』『先端研×地方創生セミナー』『渋滞を体験せよ!? 体験型群集実験』『超人スポーツ体験会』など、幅広い分野で研究を展開する先端研ならではのイベントに、多くの方々が参加されました。
おかげさまで、先端研設立30周年の年にふさわしいキャンパス公開となりました。
ご来場いただいたみなさま及び関係者に、心より感謝申し上げます。
引き続き、先端研をどうぞよろしくお願いいたします。
<キャンパス公開2017ワーキンググループ>
委員長:小熊 久美子 准教授(共創まちづくり分野)
副委員長:宇佐見 康二 准教授(量子情報物理工学分野)
委員:野口 篤史 特任助教(中村・宇佐見研究室)、辻 真吾 特任助教(油谷研究室)、田口 純子 助教・六角 美瑠 特任助教(中邑・近藤研究室)、森 正人 助教(中村・小坂研究室)、道畑 正岐 助教(高橋研究室)、佐藤 純 助教(西成研究室)、長越 柚季 助教(玉井研究室)、 事務部、経営戦略企画室、広報・情報室