油谷研（ゲノムサイエンス分野）の花 大洵さんに東京消防庁より感謝状が贈呈されました

油谷研（ゲノムサイエンス分野）の花 大洵さん（大学院医学系研究科 脳神経医学専攻D4）が、JR管内で発生した鉄道事故において東京消防庁の救急活動に協力し、8月15日に東京消防庁より救急業務協力者として感謝状が贈呈されました。
 
花さんは7月下旬の帰宅途中、JR管内の駅で発生した鉄道事故の現場に偶然遭遇しました。脳神経外科医師でもある花さんは即座に傷病者に対応し、遅れていた救急隊到着までの間、先着したハイパーレスキュー隊・消防隊員に医療的助言を行いながら、救命処置を行いました。救急隊及び緊急派遣されたDMAT隊到着後は、DMATの医師と共同で救急車内にて高度救命処置を実施しながら、直近の救命センターまで搬送しました。これらの行為に対し、東京消防庁から感謝状が贈られました。


花 大洵さん（前列左）、医学系研究科長 齊藤教授（前列右）、脳神経外科医局にて撮影

＜ 花さんのコメント ＞
最重度の外傷事案にたまたま遭遇し、現場でできる救命処置を必死で行いました。臨床医はどこにいても臨床医であり、これからも、もし何かあれば可能な限り協力したいと思っています。