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グローバルセキュリティ・宗教分野  池内研究室

グローバル社会に拡散する多様な宗教と価値規範の間の対立を避け共存の方法を探求する総合的セキュリティ研究

グローバル化の進展が個人・国家・国際秩序を揺るがしている。人権や民主主義、国境や国民、国際法や主権国家体制といった、近代世界を支えてきた構成要素の多くが、自明さを失い再構成を余儀なくされている。これを広い意味での「グローバルセキュリティ」の問題としてとらえ、対処策を考えることが、グローバルセキュリティ・宗教分野の課題である。

「イスラム政治思想」のその先へ

個人や集団のアイデンティティの根源には、依然として宗教や宗派の影響力が大きい。中でも顕著なのはイスラム教の持つ政治的な動員力である。池内恵教授は2008年10月から2018年9月まで「イスラム政治思想分野」の独立准教授として、この問題を考えてきた。「アラブの春」の激動や「イスラーム国」の衝撃など、相次いで生起する事象を根源の思想問題から先駆的に察知し、分析・提言を行ってきた。

グローバルな研究ネットワークの形成

2018年10月に新たにグローバルセキュリティ・宗教分野が設立され、ユダヤ教やロシア正教、ロシアや東欧、インド洋や中国・中央アジアも視野に入れることが可能になった。ロシアの中東政治への関与の深まり、イランの中東国際政治における台頭、イスラエルと米国の関係とその影響力の強化と変容、トルコのバルカン・東欧・東アフリカ地域への回帰、中国の中東・アフリカへの進出といった、中東を軸にしたグローバルなセキュリティ問題を、戦略・安全保障・国際問題に関わる各国の大学・研究機関とのネットワークを形成しながら研究していく。

書籍表紙『イスラーム国の衝撃』
『イスラーム国の衝撃』(文春新書)
パネルディスカッションの様子
米国CSISでのパネルディスカッション
中東への情報発信
ドバイのアラビア語紙Alroeyaへのコラム寄稿者として中東への情報発信

メンバー

  •  池内 恵 教授
  • 専門分野:イスラーム政治思想、中東地域研究、国際テロリズム研究
特任助教 小泉 悠
<2019年5月現在>

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