研究者一覧
- 特任講師Project Lecturer
- 別所 毅隆BESSHO Takeru
- 附属 産学連携新エネルギー研究施設
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2022 Research Book (PDFファイル:1.3MB)
略歴
2009年 3月 | 芝浦工業大学大学院工学研究科 地域環境システム専攻 博士(後期)課程 |
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2009年 7月 | スイスローザンヌ工科大学(グレッツェル研究室) 客員研究員 |
2011年10月 | ソニー株式会社先端マテリアル研究所 研究員 |
2015年10月 | 東京大学先端科学技術研究センター 特任講師(~2023年 1月) |
研究分野
<研究概要>
色素増感型太陽電池(以下DSSC=Dye Sensitized Solar Cell と略す)とペロブスカイト型太陽電池の研究を専門とする。その他、量子ドットや有機半導体材料を扱った光電変換素子の研究の経験もある。それら半導体材料を塗布プロセスを用いて製膜することにより、光電変換素子を作製し、その性能向上を目的とした研究開発に取り組む。いわゆる、プリンテッドエレクトロニクスと呼ばれるものである。
これまで、DSSC全体の研究を念頭に置きながら、主にエネルギー変換効率の向上を目的に、用いられる材料の光励起から電荷分離、電荷移動などの素子中の電子移動の機構を理解することに注力し、最適に電子移動が行われるように素子構造の最適化を行い、エネルギー変換効率は10%以上を再現良く示すようになった。
今後、ペロブスカイトを塗布によって製膜し、その膜を有する光電変換素子の性能向上に励む。目標は、2020年までにエネルギー変換効率25%を達成することである。
<関心領域>
光電変換、太陽電池、色素増感、ペロブスカイト、プリンテッドエレクトロニクス
<研究プロジェクト>
本研究は、NEDO「高性能・高信頼性太陽光発電の発電コスト低減技術開発」に基づいて行われる。
キーワード
光電変換、太陽電池、色素増感、ペロブスカイト、塗布エレクトロニクス