研究者一覧

- 特任講師Project Lecturer
- 井形 彬IGATA Akira
- 経済安全保障インテリジェンス 分野
- akira-igata
g.ecc.u-tokyo.ac.jp
略歴
2009年 3月 | 国際基督教大学教養学部国際関係学科 卒業 |
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2010年 5月 | コロンビア大学大学院政治学研究科国際関係学専攻修士課程 修了 |
2015年10月 | ケンブリッジ大学大学院アジア・中東研究学部 客員研究員 |
2017年 4月 | 多摩大学ルール形成戦略研究所 客員教授 |
2018年 3月 | 慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻後期博士課程 単位取得退学 |
2022年 6月 | 東京大学先端科学技術研究センター 特任講師 |
研究分野
井形研では、国際政治における「経済安全保障」をキーワードに研究を行っています。中国の台頭やロシアのウクライナ侵攻、米国におけるトランプ政権の誕生などによる国際環境の劇的な変化に加え、先端技術の多くが軍民両用の性質を持ち始めたことで、各国で「経済の安全保障化」が生じています。これによりもたらされた新たな諸課題について研究しています。
- 経済安全保障の国際比較:各国が進める「経済安全保障」政策の比較研究。
- 先端技術と情報空間:先端技術を用いた偽情報や影響力工作の特定・対処・抑止。
- フードテックと食料安全保障:食料安全保障を向上させると共に経済成長やサステナビリティにも貢献しうる、細胞農業や陸上養殖といったフードテックの政策・社会実装。
- 人権外交:経済制裁の在り方やサプライチェーンの強靭化などに見られる、人権・価値観と経済安保の関連性。
- インド太平洋における国際政治:上記のような新たな課題がインド太平洋地域の国際政治にどのような影響を及ぼすかの分析。
キーワード
経済安全保障、人権外交、細胞農業、対外国干渉、インド太平洋の国際政治