研究者一覧
- フェローFellow
- 蒲島 郁夫KABASHIMA Ikuo
- 先端研フェロー
- kabashimai.rcast.u-tokyo.ac.jp
略歴
1965年 4月 | 稲田村農業協同組合 勤務 |
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1968年 6月 | アメリカ合衆国渡航(派米農業研修生) |
1974年 5月 | ネブラスカ大学農学部 卒業 |
1979年11月 | ハーバード大学大学院修了(政治経済学博士) |
1980年 9月 | 筑波大学社会工学系 講師 |
1984年 4月 | ワシントン大学国際問題研究所 客員准教授 |
1984年 6月 | プリンストン大学国際問題研究所 客員研究員 |
1985年11月 | 筑波大学社会工学系 助教授 |
1991年 4月 | 筑波大学社会工学系 教授 |
1996年 4月 | 筑波大学大学院国際政治経済学研究科 研究科長 |
1997年 4月 | 東京大学大学院法学政治学研究科 教授 |
2007年 8月 | 熊本県立大学 客員教授(2008年3月まで) |
2008年 4月 | 熊本県知事(2024年4月まで、4期) |
2023年 4月 | 九州地方知事会長(2024年4月まで) |
2024年 4月 | 東京大学先端科学技術研究センター フェロー |
研究分野
1980年9月に政治学の教職に就いて以来、2008年4月に熊本県知事に就任するまでの間、筑波大学と東京大学法学部で研究と教育に従事してきました。
政治学者としての専門は投票行動と政治参加であり、国政選挙のたびに、二つの観点から研究成果を発表してきました。
一つは、選挙直後、主に集計データを用いた選挙結果の分析です。もう一つは、政治学への理論的貢献を目指し、前者で得られた結論を仮説として、有権者の意識調査、あるいは入手可能な調査データを用いた仮説の検証です。
二十数年に及ぶ研究の中では、日本政治の理解のために「支持参加モデル」「バッファー・プレイヤー」「共鳴多元主義(Referent Pluralism)」というモデルや概念を提示してきました。
また、投票行動の研究においても、「争点の影響」「党首効果」「選好と選択肢」の存在を実証的に明らかにしてきました。
キーワード
日本政治論