研究者一覧
- 准教授Associate Professor
- 白岩 隆行SHIRAIWA Takayuki
- 高機能材料 分野
- shiraiwa
rme.mm.t.u-tokyo.ac.jp
- URL
略歴
| 2008年 3月 | 東京大学工学部マテリアル工学科 卒業 |
|---|---|
| 2010年 3月 | 東京大学大学院工学系研究科マテリアル工学専攻修士課程 修了 |
| 2013年 3月 | 東京大学大学院工学系研究科マテリアル工学専攻博士課程 修了 |
| 2010年 4月 | 日本学術振興会特別研究員(DC1) |
| 2013年 4月 | 東京大学大学院工学系研究科マテリアル工学専攻 特任研究員 |
| 2015年 4月 | 東京大学大学院工学系研究科マテリアル工学専攻 助教 |
| 2020年 4月 | 東京大学大学院工学系研究科マテリアル工学専攻 講師 |
| 2026年 1月 | 東京大学大学院工学系研究科マテリアル工学専攻 准教授 |
| 2026年 4月 | 東京大学先端科学技術研究センター 准教授 |
研究分野
橋や航空機、自動車、発電プラントなど、私たちの暮らしを支える構造物の安全は、材料が「いつ、どのように壊れるか」を見通せることで初めて成り立ちます。材料は目に見えないミクロなスケールで少しずつ傷を蓄積し、それが成長してやがて大きな破壊へとつながります。このミクロからマクロへとつながる破壊現象を解き明かすことが、当研究室の根本的な関心です。
破壊は、原子・結晶・組織・部材といった異なるスケールの現象が複雑に絡み合って生じるため、一つの手法だけでその全体像を捉えることはできません。そこで私たちは、「計測」「数値シミュレーション」「データ科学」の3つを柱に研究を進めています。電子顕微鏡やX線CT、アコースティックエミッション(材料が壊れるときに発する微弱な音響信号)など多彩な計測手法で材料内部の変化を捉え、その現象をコンピュータ上で再現するモデルを構築します。さらに、シミュレーションから得られる膨大なデータに機械学習などを適用することで、組織と破壊の関係を体系的に理解する研究にも取り組んでいます。
対象とする材料は、金属材料、セラミックス、複合材料そして金属3Dプリンタによる積層造形材料など多岐にわたります。多様な材料に共通する変形や破壊のメカニズムを明らかにすることで、学術的な理解を深めるとともに、将来の高信頼性材料の設計につながる知見を提示していきたいと考えています。

- 図1:微視変形の計測

- 図2:力学特性のシミュレーション

- 図3:材料組織のデータ駆動設計
受賞
- 2012年 3月 日本金属学会 若手講演論文賞
- 2013年 12月 日本非破壊検査協会 新進賞
- 2014年 12月 IAES 22 Young Researcher Award
- 2016年 3月 日本鉄鋼協会 計測・制御・システム工学部会研究賞
- 2018年 3月 日本鉄鋼協会 奨励賞
- 2018年 11月 IAES24 Paper Award
- 2019年 6月 学術奨励賞, 日本非破壊検査協会
- 2020年 6月 日本金属学会 論文賞
- 2021年 9月 日本金属学会 奨励賞(学術部門)
- 2025年 4月 文部科学大臣表彰 若手科学者賞
- 2025年 11月 IIIAE Outstanding Oral Presentation Award
- 2026年 3月 コニカミノルタ画像科学奨励賞
キーワード
力学特性、マテリアルズインフォマティクス、破壊力学、疲労破壊、アコースティック・エミッション
大学院・専攻
- 工学系研究科 マテリアル工学専攻
- 工学系研究科 先端学際工学専攻

