風洞施設

3m 風洞

東京大学先端科学技術研究センター(先端研)の起源は、1918年(大正7年)に設立された東京帝國大学航空研究所です。当初は越中島にあった航空研究所は、関東大震災を契機に東大農学部敷地西端(現在の駒場リサーチキャンパス)に再建を開始、1930年(昭和5年)9月に移転を完了しました。
現在も一号館には、東大航空研究所が駒場地区に移転された際、最初に建設された木製風洞(通称:3m風洞、1930年実験開始)があります。長距離飛行世界記録を作った航研長距離機や国産旅客機YS-11等の設計に関わった、日本の航空史を語る上で極めて重要な風洞です。

2019年1月には3m風洞が歴史的文化的に価値の高い航空遺産であるとして、一般財団法人日本航空協会の「重要航空遺産」に認定を受けました。

  • 3メートル 風洞

    3m風洞

  • S3メートル風洞の平面図

    3m風洞平面図

  • ヨットの帆の試験

    アメリカズカップ ニッポンチャレンジチームによるヨットの帆の試験

  • スキー滑降姿勢

    アルペンスキー滑降姿勢の実験

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