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異才発掘プロジェクト ROCKET サマープログラム「学びを取り戻せ!」 開催のご案内

  • プレスリリース

2019年5月20日

東京大学 先端科学技術研究センター

東京大学先端科学技術研究センター人間支援工学分野中邑研究室が進めている「異才発掘プロジェクトROCKET」は、受験生のために挑発的なプログラムを開始いたします。現在の日本には、受験勉強に没頭する中で、学びの本質を追求することを忘れてしまう受験生達がいます。そんな彼らがこれからの時代を生きていくために必要なことは、受験を忘れる勇気であり、学びの本質を取り戻す時間ではないでしょうか。ROCKETサマープログラムでは、東京大学が有する知を集結させて、子どもたちに本当の学びの意味を考える時間を提供いたします。

本プログラムは、研究者を目指したい中高生向けに提供する「学びの本質を考えるプログラム」です。2019年8月17日(土)- 20日(火)の4日間で中学3年生から高校3年生までの子どもたちを対象としたもので、受験勉強が簡単で暇を持て余していたり、何のために学んでいるのか目的が見つからない中高生に対し、AIやロボット時代にでも未知の世界へ飛び出していける智慧と一歩踏み出す勇気を教えていくものです。目的的な受験勉強を一休みして、答えのない学びに没頭することで見えてくるものを実感させていくことで、既存の枠からは創発されない発想を生み出す子どもたちを育成していくことを目指し開催いたします。

  1. 異才発掘プロジェクトROCKET
    協力:
    東京大学 エグゼクティブ・マネジメント・プログラム別ウィンドウで開く(東大EMP)
    東京大学 先端科学技術研究センター
  2. 開催日時:2019年8月17日(土)- 20日(火)
  3. 場所:東京大学 先端科学技術研究センター、及びその他活動に応じたフィールド
  4. 対象および募集人数:中学3年生から高校3年生、全国から10名程度を選抜
  5. 応募期間:5月20日(月)- 7月5日(金)
  6. 応募および選考方法:1,000字程度の志望動機・成績が優秀であることの証明(試験成績、教員の推薦状など)を通し選考する。
    応募の詳細はROCKETのHP『参加する』に掲載
    URL:
    https://rocket.tokyo/open_program/info/2019/05/20140028別ウィンドウで開く
  7. 受講料:無料 ただし交通費・食費は自己負担(宿泊費は補助)
  8. プログラム:

8月17日(土)先端研究の現場のリアリティ

11:00-13:00 オリエンテーション・自己紹介

13:00-17:00 先端研Lab見学

17:30-19:00 懇親会

8月18日(日)アクティビティを通じて知恵を知る

9:30-13:00 知恵を試すアクティビティ

13:00-18:00 社会活動家、湯浅誠(先端科学技術研究センター 特任教授)と見る現代社会の影(フィールドワーク)

8月19日(月)知の深さと繋がりを知る

9:30-16:30 東大EMPプログラムの協力によるトップランナートーク

東大EMPプログラムを担当する4人の研究者の講義

山田興一(東京大学総長室長顧問/化学システム工学・地球環境工学)

久保文明(東京大学教授/アメリカ政治外交史)

渡辺 浩(東京大学名誉教授/日本政治思想史)

難波成任(東京大学名誉教授/植物病理学・植物医科学)

8月20日(火)なぜ文学・音楽・芸術が科学に必要とされるか?

9:30-12:00 日本を代表する若手芸術家たちが創造する世界

12:00-13:00 まとめ

近藤 薫氏(バイオリニスト/東京フィルハーモニー交響楽団 コンサートマスター)

鈴木康広氏(アーティスト/武蔵野美術大学 准教授)

<本件に関する問い合わせ先>

東京大学 先端科学技術研究センター 人間支援工学分野

特任助教 福本 理恵 (ROCKET事務局 担当)

 

※「異才発掘プロジェクトROCKET」について
2014年にスタートした東京大学先端科学技術研究センターと日本財団とが共同で進めている「異才発掘プロジェクト」は、突出した能力はあるものの現状の教育環境になじめず不登校傾向にある子どもたちを選抜し、継続的な学習保障や生活のサポートを提供しています。
スカラー候補生には、科学技術や芸術、スポーツ界など様々な分野で活躍するトップランナーによる講義やディスカッション、プロジェクトベースドラーニング(PBL)と呼ばれる料理や工作など身近なものを題材にした実践型の教育プログラムを提供しているほか、一人ひとりの興味に応じて、インターネットを利用した個別サポートも行っています。

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